今年の遠征はアルプス例会として立山三山、大日岳とした。
21日に福岡を出発し、ケーブルカーやバスを使って室堂へ入った。残念ながら濃いガスの中だったが、明日を期待し一泊目は室堂山荘に泊まり明日に備えた。
2日目、目を覚ますと曇っているが雨は降っていなくて、嬉しくなり一刻も早く出発したい気持ちで、慌しく準備し外に出る、大半の登山者が行く一ノ越のコースを通らず、先ず浄土山を目指す。今年は雪が多いが、雪の解けた所から、美しい高山植物がたくさん芽を吹き、花を咲かせている。花に慰められながら元気良く高度を上げる。浄土山はガスの中、頂上もはっきりしないが一休み。
ここから富山大学立山研究所を経て一ノ越へ、一ノ越には立派なトイレがある。ここからは急に登山者が増える、他の登山者を追い越し、追い越されながら、1時間余りかかってやっと雄山に到着、なんと言っても立山の主峰だけあって、多くの登山者でごった返しており、記念撮影も大変だ。
景色も見えないので、早々に大汝山を目指す、頂上直下の岩場をよじ登って、やっと3,015m今回の最高地点に到達した。残念ながら期待の剱岳は見えない、直下の休憩所の前のベンチで弁当を食べるが、その間にも寒くなり天気も怪しくなってきたので、下山にかかる。ここが今回の最高点なので後は基本的には下る一方だが・・・、間もなく、ついに雨が降り出して雨具をつけることになった。
別山へは20分ほどの登り、頂上には立派な祠がある。祠の近くを一番(ひとつがい)の雷鳥が散歩していた。ここも最高点は10分ほど北東側に行くのだが、大きな雪渓が残っており、ガスでコースも不明、従ってパスして剱御前小屋へ、思ったより早く小屋に着く、乾燥室で雨具などを乾かす。食事後テレビで天気予報を見るが、今日よりは良くなりそうで、期待して眠りに着いた。
参加者 : 藤尾明、藤井哲夫・和子夫妻、澤田眞次・律夫妻、安永憲男、(外部)友清節子
【写真・(fu)-藤尾さん、(sa)-澤田さん、(ya)-安永さん、】
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