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 鷹取山(403.5m) 〈佐賀・みやき〉 2008年3月22日(土) 

 
 
※バイカイカリソウなど早春の花探訪  (日帰り)

 鷹取山は高取山ともいわれ、背振山地東南部、佐賀県三養基郡中原町北部にあり、全山が花崗岩よりなっている。綾部氏の山城の居城跡で、山頂から綾部五城(宮山城、鎮西山城、船隈城、少武山城、臥牛城)を見下ろすことができる。山麓には縄文遺跡や古墳群も多い。佐賀県の鳥である「カササギ」の生息地としても知られている。一部の人にはバイカイカリソウの生息地としても有名。山頂にはフデリンドウの可憐な花も見られる。

(メンバー)
 松九会登山クラブ:藤井哲夫、
藤尾明、澤田眞次・律夫妻、原田和夫
 まいづる山岳会 :中馬薫人・一枝夫妻、大宅道雄、友清節子、石内美佐子、児玉かめ子

 (コース)
 鳥栖・筑紫野道路=綾部神社=山田橋=鷹取山登山道入口=寒水川水辺公園P登山口9:15…9:44林道…10:15鷹取山山頂10:40…11:00林道……
つくし摘み・花撮影・昼食・温泉で帰路に。

 

 サクラの蕾もふくらみ、野の花もたくさん咲くという鷹取山へ出かけた。登山口からすぐの崖にバイカイカリソウがうつむき加減に白い小さな花をつけている。放置された田んぼには黄色やピンクのいろんな花が咲き、ツクシもそこここに頭を出しているが、帰りに摘むことにして先へ。棚田状の畑には梅の木が十数本あり、梅の花が満開。

 林道九千部山横断線の舗装道へ出て頂上への登路へ入ると、下山してきた一組の夫婦と合う。杉の林を進むとだんだん急坂になり登り一方で足先に力がかかる。やがて空が開け山頂は目前、だがここが一番の急登ここを一ふんばりで平らな広い山頂に着く。春の陽気が漂いのどかな中でゴロンと寝転がっていたいような気分になる。フデリンドウなどまだ花は顔を見せていない。

 山頂標注に刻まれた標高文字の小数点にSさんが何かをくっつけて隠し、高さが四〇三五米となったところで記念写真に収まる。お昼にはまだ早いので下山し、途中アマナ、ジロボウエンゴサク、ムラサキケマンなどの花をカメラに収めながら、ツクシ摘みをして登山口へ。公園の日当たりのよい親水プールで昼食をとる。横の寒水川の清流にはクレソンがたくさん生えており、少しばかり頂く。帰りはお決まりの「さざんかの湯」で一浴びして帰る。   (藤井哲夫 記)

 

【写真撮影:原田和夫】

登山口の寒水川山田水辺公園

鷹取山山頂が見える

登山準備

スタート

梅の花がまだ咲いています

林の中を黙々と進みます

前方が明るくなってきました

林道九千部山横断線に出ました

すぐに鷹取山登山道と繋がります

案内板があります

鷹取山登山道を進みます

また林の中を進んでいきます

ほとんど登りばかりのコース

山頂への最後の登り

山頂に着きました

山頂よりの展望…筑後川方面が霞んでいます

鷹取山山頂で記念撮影

山頂にヒサカキがたくさん咲いていました

昼食時間には早すぎるので下山スタート

林道に出ました

林の中を下っていきます

もうマムシグサ(蝮草)が咲いていました

登山口近くになりました

ツクシ(土筆)が顔を出しています

ツクシ(土筆)摘みが始まりました

春の花が咲いています…ジロボウエンゴサク
               (次郎坊延胡索)

レンゲソウ(蓮華草・紫雲英)

アマナ(甘菜)

ムラサキケマン(紫華鬘)

今日一番の目的の花…バイカイカリソウ(梅花碇草)

寒水川山田水辺公園で昼食

綾部のぼたもち屋に寄りました

さざんかの湯で汗を流して帰路に就く

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