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（メンバー）
松九会登山クラブ ： 藤井哲夫、澤田眞次、澤田律、
福岡まいづる山岳会：友清節子、石内美佐子
はぜの紅葉を見ようと佐賀の鷹取山へ出かけた。残念ながら3連休の真ん中だったので参加者は少なかったが気軽な行動が出来、楽しい山行きとなった。
4月に土器山に登った時確認しておいた登山口、すなわち県道31号線から綾部東の交差点を北へ1.5kmの所、
トイレや東屋を作り公園(寒水川水辺公園)として整備中の駐車場に停める。
近くにはぜの林が有るが、まだ少し早いのか紅葉は十分でない。山は駐車場の正面に見えていて比較的簡単に登れそうだ。30分程で立派な林道に出るが40m下った所から時計方向に巻くように登山道が付いている。約30分で頂上、よく整備されていて思ったより広く南側は展望出来るよう木が切られていた。
頂上直下の急坂を慎重に下り、途中はぜの林に寄ってみるが、やはりあまりいい状態ではない。下山後近くのひまわり園に寄った。ひまわりが満開で、はぜの林をバックに写真撮影したが、はぜの紅葉が良ければ、もっといい写真が撮れると思うとチョッと残念だった。ここで弁当を食べ、柿ちぎりの体験学習?までして満足した。柿は持ち帰って干し柿になった。
帰りは、千石山サザンカ自生北限地で自生の見事なサザンカを見、楽しい1日になった。（澤田眞次 記）
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（コースタイム）
鳥栖筑紫野有料道路＝綾部八幡宮＝鷹取山登山道入口（石の標柱）＝9：10登山口Ｐ9：20…9：48林道九千部横断線（交差）…10：20鷹取山山頂10：50…11：13林道交差…11：55登山口Ｐ＝白坂公園横・ひまわりの里（昼食）＝那珂川町七曲峠＝千石山・サザンカ自生地＝
今年の春に土器山登山に続けて登りつもりが、雨模様となりかけたので断念したが、ハゼの紅葉が見事と言うことで、やってきた。風の神様が祀られているという綾部八幡宮の横を通り登山道入口の標柱から左折すると広場がある。４月に来たときは何もなかったが、今「寒水川（しょうずがわ）水辺公園」の整備工事がなされていて、トイレ・シャワー・脱衣所、東屋などがある。車を停めた横の畑には何故か大きなひまわりの花が満開だが、ハゼはもう散っている。
川の流れに沿っていくとすぐにＹ字路となり、左はトタン波板で遮られていて、小さな板切れに「登山で出入りの後は必ず閉めて…イノシシが…」と書いてある（道標もなくこの札がなかったら右へ進んだかも知れない）。荒れた畑の道を進むと、また左に木切れがあり「登山届けを…右の小屋にあり…」と、見れば廃屋の中に農機具などが放置された入口にノートとペンが置いてあり、昨日登った人の記録もあり、その後に記入して先へ。畑を過ぎると谷沿いの山道となるが、イノシシが相当多いようで畑の中や林の中は掘り返されて、いくつかの水溜まりはヌタ場となっている。間もなく立派な案内板が立っている舗装道路（林道九千部山横断線）に出て、左へ40ｍほど下り道路を渡って、再び山道に入り杉林の中を登る。
小さなピークを過ぎ平坦な道を進むと鞍部に出て、徐々に急登となり登りきると広い山頂に着く。山頂はカヤなども刈り取られて整備され、横に細長く南と東側は木も伐られて、佐賀平野の展望が良い。暫く休み果物・饅頭を馳走になる。マユミがピンクの実をいくつも付けていた。
頂上直下からの下りは相当にきつい勾配で、ただでさえ滑りそうで、雨だと大変だろう。下りきって右手の丘のハゼ林に寄ってみるが、紅葉の色具合は今一つ冴えない。ちょうどお昼となったので昼食はどこで？と見回したら、白坂公園（サクラの名所）横に黄色い花をいっぱい咲かせた”ひまわりの里”という町おこしの棚田があり、テントの下のベンチを借りて済ます。
午後は前の道を那珂川方面に北上し、七曲峠〜坂本峠を千石山のサザンカ自生北限地へ回り、真っ白の花を付けた樹林を観賞して、蛤岳〜背振山〜金山の佐賀県側の広域横断林道をロング・ドライブして三瀬トンネルを通って帰る。 （藤井哲夫 記）
【写真撮影：澤田眞次さん…（Ｓ） 藤井哲夫さん…（F）】
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