(メンバー)
藤井哲夫・和子夫妻、澤田眞次・律夫妻、大宅道雄
(コースタイム)
=9:00昭和の森P9:10…9:15(左へ内ヶ畑谷ルート)宇美林道14支線ゲート…9:45三郡・砥石縦走路分岐・左直進砥石山へ80分の標識…10:17今屋敷(左・宇美町)分岐(標高649m)…林道を直進したら林道崩壊・大岩など撤去のブルドーザー工事で通行不能、引き返す(20分ロスタイム)…今屋敷分岐手前(引き返し方向から左に)青テープあり左へ10:38…11:20砥石山山頂11:30…(三郡縦走路)…11:50前砥石山(昼食)12:30…12:43内住峡・JR九郎原分岐…12:53右・内ヶ畑コース分岐(782m)(1人掛け黄色ベンチ2脚あり、左へ三群縦走路)…右へ欅谷(つきだに)Aコース分岐…13:10左・内住峡・小河内分岐[前回8月9日下山時の内住峡コースで(?)箇所確認のため藤井のみ同コースへ入り、途中まで下山・登り返して23分ロス、その間待機]13:40…14:10欅谷Bコース分岐…14:25三郡山山頂14:35(往復)…欅谷B分岐14:43…昭和の森・三郡山分岐…林道15:35…15:41欅谷Bコース入口…16:43昭和の森P=
8月の内住峡〜前砥石山登山で、下山時のルートで疑問を持った[昭和の森/三郡山]と[猫谷]の標識について(会報まいづる草 634号参照)確認したく、砥石山からのルートを歩いた。
昭和の森からバンガローの建つキャンプ場を左へ進み、欅谷ルート(三郡山へは殆どこのコースを登る)へは入らず、内ヶ畑谷の舗装路林道(宇美林道・初めてこのルートに足を入れ登る)を行く。この周辺は先々年からの水害崩壊の復旧で、工事用の舗装道路も驚くほどにいくつか延びて、谷にも治山・治水のための砂防堤が幾重にも築かれている。
今日は朝から快晴!暑くなりそうだと思っていたが、さすが秋の爽やかな気候で涼しい風に迎えられ、長い舗装路歩きもさほど苦にならない。登り始めて30分、途中に[三郡・砥石縦走路]分岐の標識があり、右の崖を覗くと鬱蒼とした中にロープの垂直に近い急登!(@後記)。見送って先へ進む。林道の幅は広いが急峻な崖が続き所々岩石の崩落がある。舗装が切れた道筋にはキャタピラーの跡が続き、工事が入っていることを思わせる。途端にトラックがありその先の左に[今屋敷]と小さな板切れの標識。この辺りから右が砥石山への登路となるはずとは思ったが、そのまま先へ行くと林道は下りが続き“違う”と判断。だが、もう少し確認に下るとブルドーザーが停まり、真ん中に大岩がデンと座り周囲は土で遮断されていて引き返す。
戻りながら先ほどの[今屋敷]標識の少し手前の左、土手の上の木枝に青色のテープが2本、赤が1本下がっているのが目に入る。(登りの時には目に入らなかった?)だが登路の標識はない。赤土の土手には数段の踏み込んだ靴跡があり、“これだ”と躊躇なく入りこむ。落葉樹の落ち葉が積もったふかふかの登路だが、結構急な斜面もありロープや木枝を頼りに登り、空が見え稜線に出たな?と思ったら、そこが砥石山の山頂だった。ショウケ越から来たという先着の男性1人、しばらくして黒い犬と来た男性1人。あいさつを交わし、どこから?と登ってきたルートの質問に応え、一息入れて前砥石山に着き少し下った木陰で昼食タイム。
さー、これからが今回の課題チェックのルート歩きである。ひと下りして内住峡分岐(先月登って来た)を経て[内ヶ畑]分岐(782m地点)に着く。小さな黄色ベンチが2脚あり、右斜め下りが@へ出る。左斜が三郡縦走路であるが標識がないので、ベンチと前の幹に[三郡山・矢印]を書き込む。縦走路を進み[欅谷(つきだに)Aコース]分岐を右に見て、間もなく左に[内住峡・小河内]の標識。ここが問題の地点で、みんなには待機してもらい藤井のみ確認に入る。だが、すぐに杉林のフカフカした道となり、下っていくとカヤの覆い茂った所に出た。?途中にもあのときの[昭和の森・三郡山][猫谷]の標識はない?…急ぎ縦走路へ引き返して周辺を見回すが、それらしき物も、風景もない。あのとき見たのは何だったのか、何処だったのか?…あの日はメンバーの数人が見ていたのに…何だか錯覚がありそうだが、心のなかでもう一度捜しに登ろうか?と思いながら、今日は諦めて縦走路を急ぐ。
三郡山手前の[欅谷Bコース]分岐を見送り、三郡山山頂へ登るが先ほどの確認で急いで下り・登りをしたので、いささか疲れて足の付け根の動き(曲がり)が悪い。大宅、澤田さんに遅れて三郡山山頂着、折り返して欅谷B分岐を下る。途中の谷が崩落し相当荒れていて、大きな岩壁には滝状の流れがあり、短いが滑りやすくロープを伝って横切る。下っていくとかなりの所までコンクリート舗装の広い林道が上がってきていて横断し、再び林の中の登路を下り、舗装道路へ出て長くて堅い坂道には足が疲れる。やがて[欅谷Bコース入口]…[頭巾山(とっきんやま)入口]を左に見て、昭和の森登山口に帰着。 (藤井哲夫 記)
【写真撮影:澤田眞次】
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