参 加 者: 澤田S、中村、石内、大濱、榊、澤田R
2月に難所ヶ滝の氷瀑を計画していたが、暖冬で滝が凍らず、ついに中止になってしまった。
今度はつつじと新緑を狙って、難所ヶ滝(河原谷)コースで三郡山を目指すことにした。
バスで障子岳バス停まで来て、昭和の森まで移動。昭和の森から河原谷コースを行く。下の方は比較的歩きやすい道だが、やがて河原に出ると河原谷と言うだけに、ガラガラの石が多く、しかも滝近くは急登になっているので、ちょっと苦しい登りだった。滝は水量が少なく、冬の氷瀑が想像できない(この冬は暖冬でほとんど凍らなかった)。ここで一息入れて行動食の補給などする。ここから稜線まで、もう少し急な登りがあった。稜線の縦走路は、ミツバツツジ、ヤブツバキ、そして新緑があって、この季節の山の空気を十分に味わった。
三郡山の頂上には20人位の登山者が食事などしていて暑くも寒くもなく快適だ。我々も食事と記念撮影をして下山する。下山は登りとコースを変えようと提案すると、頭巾山コースが平たんでいいと言うので決定。頭巾山までは20分程で楽な道だったが、ここからが急な下りで100m程度はロープを頼りの下り坂だ。誰かが「平たん道はどこだ」と。提案者は若い頃には苦も無く登り下りした道で、「平たん」な印象しか残っていなかったようだ。急坂の下りも結構楽しく、根っ子や落ち葉を踏みしめながら新緑の山が味わえた。
【文、写真:澤田眞次】
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