2007年1月14日(日)〜1月17日(水)

苗場・田代・かぐら・みつまたスキーツアー   (新潟)


(メンバー)

    松九会:藤井哲夫・和子夫妻、藤 重光、澤田 律、元木政彦

    福岡まいづる山岳会:井上 孝、石内美佐子、柳瀬勝弘、甲斐道代、平島章子

 昨年の新潟地方は降雪が多すぎて生活にも大変な影響があったが、今年は暖冬で雪の心配をする状況となった。新潟空港上空から見る田畑や市街はうっすらと白の絨毯を纏っているが、例年より積雪量は薄い感じ。9:25バスに乗り継いで12:25苗場スキー場の宿舎に着く。早速足慣らしにゲレンデへ、リフト券は55歳以上がシニア割引なのがうれしい。雪量も多い!。
              

●翌朝からリフトを使って滑りながら苗場エリアをトラバースし、名物のドラゴンドラ(全長5481m)に乗って田代エリアへ移動。天候もよく、目の下に白銀に囲まれた田代湖の水面が光る、一同感激!その湖に向かって一気に滑り下る(前回までは曇りや吹雪でその全貌は見えなかった)。このエリアは美しい景観の中、緩斜面のゲレンデが多く初・中級者が慣れるにはちょうどよい。リフトで上がっては、滑りを繰り返しながら一番奥のかぐらエリアまで行く。昼食は宿泊営業の“和田小屋”で。この小屋は一昨年(H17.10.20)に苗場山・谷川岳などの登山時に(角、石内、澤田、児玉ほか)が宿泊した宿で、石内・澤田さんはスタッフに挨拶して懐かしがっていた。
 午後からはかぐらゴンドラコースを山麓駅までの長い滑りを楽しみ、3132mのゴンドラで上りリフトを使って上がったり滑ったり、ドラゴンドラまで戻って苗場へ帰る。

●3日目も天候は安定、苗場上部の筍山山頂(1789m)へ上がる。見渡す山々は真っ白に輝き、西に苗場山2145m、神楽ヶ峰2029m、東に有名な谷川岳、眼下に三国峠と展望が広がる。雪質もよく皆それぞれ思い思いに滑って楽しむ。夜は近くの温泉へ、以前来たときは旅館の中の古びた小さな湯であったが、温泉施設としてきれいにリニューアルされ浴槽も大きく、露天もあり気持ちよく温まった。サービスにとリンゴを1コずついただいて宿へ戻り、ノミーティング。

●最終日、女性陣はおみやげか?街へ出る。それぞれゆっくりくつろぎ、お昼は特別に“なべ”をお願いする。カニやエビの海鮮なべに最後は卵を溶いての“おじや”で仕上がり帰路に就く。宿舎のロッジ・エドモントンは、オーナー夫妻とも気さくで朗らかな、そして息子も小・中・高校時代からスキーアルペン競技のチャンピオンなど数々の戦歴に輝く(大学のスキー特待生になるほどの)、スキーヤーに理解のあるいい宿だった。
                               (藤井哲夫 記)

 

仙台空港着陸態勢

苗場・筍山山頂から
右奥:浅貝ゲレンデ、中:白樺ゲレンデ

 

 

筍山から仙の倉山(2026m)、谷川岳方面

筍山から苗場山(2145m)、神楽ヶ峰(2030m)

筍山山頂

苗場〜田代へのドラゴンドラ

 

田代ゲレンデ下の田代池

田代ゴンドラ駅前のレストラン「ALM」

 

 

 


筍山山頂

 

 

 

(写真:藤井哲夫)