(メンバー)加藤、風間、小金丸、佐藤、澤田S、澤田R、恒松、西、信岡、林、藤井、峰、(石内、井上、小野、後藤、友清)
(コースタイム)10:58登山口広場(駐車場)11:14…11:17 アケボノツツジに出合う…11:29二合目…11:52五合目…12:06八合目…12:17諸塚山山頂(昼食)12:59
…13:10八合目…13:55再びアケボノツツジ…13:57登山口(バスで移動)=14:24
二上山へ…14:33三ヶ所神社奥宮…14:48二上山男岳頂上…15:05奥宮…15:10登山口=16:14五ヵ瀬♨木地屋(入浴)=
松橋ICから高千穂方面に走り三ヶ所神社の看板を見て右折、六峰街道の標識で左の道へ登って行く。標高1000mを超えると前方の山にピンクの花が少し見えてくる。途中の道路脇には多くの車、アケボノツツジの人気が窺われる。諸塚山の西登山口の駐車場も既に満車状態だが、バスの駐車スペースは確保できた。
山路へ入り暫く登ると数本の木にピンクの花、アケボノツツジだ。ちょっと小ぶりである。地元の人の話では“今年は花が少ない”とのこと。直線的な登山道は丸太の階段が続き、七つのピークをアッペンダウンする(別名七ツ山とも呼ばれ、尾根上に七ツの峰があることに由来する)。西登山口の標高は約1220mで、
山頂は1341.6m、標高差は120mほどなので楽に登れそうだが、この七ツの峰の累積標高差が3倍以上になるので、結構きつい。
二合目を過ぎた先で急登、五合目のベンチ広場を過ぎて、また急登に喘ぎ、七合目に辿りつくとブナ林帯になるが、高度が増すほどに春の訪れが遅く芽立ちが少なく、ミツバツツジも全く花芽も蕾も見せていない。元気な皆さんには先へ行ってもらい、一人遅れて頂上を目指す。やっと辿りついた山頂には多くの登山者が昼食を終えている。
次の山へと早々に山頂を後にする。(バスで二上山登山口へ移動)
二上山は三ヶ所神社の奥宮で、天孫降臨の伝承地の一つとも伝えられ、[二神山]とも書かれている。御祭神は伊邪那岐尊[命](イザナギノミコト)、伊邪那美尊[命](イザナミノミコト)、邇邇杵尊[命]・瓊瓊杵尊[命](ニニギノミコト)、猿田毘古神[彦尊](サルタヒコノカミ・ヒコノミコト)を祀る神体山。
鳥居の立つ登山口から参道を行くと広場があり“奥宮までの登りが厳しい方はここから遥拝を…”と、遥拝所(拝殿)が設けられているが、奥宮や山頂への登路は、この上の切り立った険しい断崖の縁に建てられた、長い鉄の階段を登ることになる(石鎚山の階段ほどではないが)。昔の階段などがなかったころは、どうやって参拝に登ったのだろうか?。
階段を登りつめると奥宮が建ち、右に丸太の登山道が続いている。いくつもの鳥居をくぐってアケボノツツジを探しながら登るが、見つからない。遂に頂上に着いてしまうが花がない!! 山頂の標識に東峰3分とある。とりあえず、記念写真を撮って、一旦下って東峰へ行く。頂上は狭いが北面の笹が刈り取られ、その向こうに数本のアケボノツツジ見られた。写真を撮り終え時間もないので休む間もなく、急な下りにかかる。奥宮まで帰り着き、一息入れてからバスまで戻った。
今回は遠出の日帰りなので、温泉はあきらめていたが、幸い近くの温泉が使え気持ちよく汗を流せた。
(藤井哲夫・澤田眞次 記)
【写真撮影:加藤敏明】
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