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御船山(みふねやま 207m)・御船ヶ丘梅林 〈佐賀・武雄〉 2010年2月13日(土)    小雨・曇


  武雄と言えば温泉!。その南に尖鋭で特異な山容の御船山がある。標高はわずか200mだが山頂の露岩に立てば、
おーっと驚く高度感と大展望が味わえる。

 梅林は白梅・紅梅とバックの御船山の鋭鋒との取り合わせが絵になる。その数1万本とか。

<メンバー> 
  松 九 会 登山クラブ:藤井哲夫、藤尾明、宮脇彪、澤田眞次、佐藤直之、原田和夫、西儀務、加藤敏明
  福岡まいづる山岳会:井上孝・嘉代子夫妻、中村正義、中馬一枝・薫人夫妻、石内美佐子、児玉かめ子、
                   友清節子、澤田律、藤井和子、武藤篤野、
               (小野真弘、柴田明子、後藤正人・久子夫妻、池田暁子、徳永紀代、林幸子、藤岡敏子)
                
<コースタイム> 
博多駅8:00(貸切バス)=武雄北方I.C=9:28武雄神社前P9:35…9:53武雄大樟10:00…10:20御船ヶ丘梅林登山口…10:45大岩鞍部…11:05御船山山頂11:15…11:55梅林(昼食)12:45…武雄神社前P13:05=七彩の湯温泉=16:50博多

 福岡を出る時点では天候もよかったが武雄に近くなるとポツリぽつりと雨が落ちてきた。雨具をつけまずは武雄神社(武内宿禰 たけのうちのすくね を祭神)に参拝。裏手に回り武雄神社のご神木で、日本巨樹・巨木百選の第6位にランクインされた大楠を見て、御船ヶ丘梅林へ。梅の花はまだ2分咲きぐらいか…大半が蕾。北川重春画伯の画碑の前を通り、急勾配の登山路を登り、間もなく大岩の鞍部に着いた。一息入れて見るとこの大岩にはいくつもの割れ目があって、今にも落ちそうだがワイヤで縦横にしっかり固定されていて、さながらジャングルジムの様相だ。この大岩を左に巻いて登ると、すぐに滑りやすい岩の壁があり、手頃に伸びた木の根を頼りによじ登る(岩の下、左に細い登路あり)。すぐに露岩の多い山頂に着く。

 山頂は狭いが屹立した大岩の横に社(やしろ)があり、展望はなかなかのもの…。雨も上がり陽がさして記念撮影に納まって下山。だが…さてどう降るか?、先ほどの岩壁の降りは、雨に濡れ滑りやすそうで気がかり。思案したが頂上から先の左につけられた細い道を降ることにした。一ヵ所だけ滑りそうな小さな岩があったが手がかりは羊歯ばかり、その中にヒノキの幼木があり小さな枝を掴んで慎重に降りることが出来た。

 御船ヶ丘梅林へ降りてくると丁度お昼。茶店やベンチに席をとり、それぞれ梅見の食事会となった。温泉は武雄を素通りして一昨年の忘年登山で泊まった「北方温泉四季の里・七彩の湯」のとろとろの湯で温まり、川古の大楠(巨木第5位)と、為朝館でからくり人形・鎮西八郎為朝の「黒髪山の大蛇退治」を見て帰る。   (藤井哲夫 記)


 
【写真撮影  :原田和夫】

おかさぎ観光のバスを貸し切り武雄神社へ

登山前のストレッチ

武雄神社参拝

武雄の大楠見学へ

少し離れている

大きな楠が見えてきました

この前テレビで推定樹齢3000年と放映していた

根元に祠が祀ってあります

来た道を戻ります

これから登る御船山が真正面に見える

御船ヶ丘梅林は白梅・紅梅が咲き始めです

いよいよ山道へかかる

急坂が続く

休憩

急坂に喘ぐ

山頂が見えました

山頂には社(やしろ)が祀ってあります

眼下に武雄競輪場が見えました

御船山山頂で記念撮影

下山

急坂を慎重に下る

御船ヶ丘梅林が見えてきました

梅はまだ1〜2分咲きと言ったところ

白梅のアップ

御船山を振り返る

茶店で弁当を食べる
梅見酒も飲む

寒い外より店の中の方がゆっくり出来る

外で食べていた人は寒いのでもう帰ろうと言う

武雄神社駐車場に戻ってきました

「北方温泉四季の里・七彩の湯」に寄って温まる

帰り道、川古の楠に寄りました

高さは武雄の大楠より低いが
幹周はこちらの方が少し大きい

見事な大楠を見学し、お土産も買って帰福

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