(メンバー) 宮脇、信岡、大宅、浜地、平原、澤田R゜、林゜、藤井、
(石内゜、友清゜、野田、大M、榊゜) 忘年会(安楽さん参加)
参加者それぞれが西鉄電車で朝倉街道駅に行き、バスに乗継ぎ筑前町依井で下車、R594の舗装道を大己貴神社(おおなむちじんじゃ)へと歩く。神社の前は歴史の里公園で、20台ほど置ける駐車場と、トイレも設けられている。まずは神社に参拝。ここには古事記神話の大国主神(おおくにぬしのかみ)を祀ってあり、鳥居には「大神神社・おおみわじんじゃ」の扁額がある。長い参道を行くと社殿はカラフルな彩色で施されている。今日の登山の安全を祈願し、鳥居まで引き返し、右の登山道へ入るが狭い舗装路は北へ向かって延々と続く。
民家の間を抜けると両側には畑が広がり、正面に小高い土手がありその下に{目配山}の標識がある。これを越すと左に湯の口池があり、やがてT字路を左折し2〜3分で右手にいくつかの小さな墓がある。ここにも右を指す道標があり、右には荒れかけたブドウ畑、この先の左に薄暗い林の中に穴を開けたような登山道入口があり、あとは一本道。急傾斜も少なく岩場などの危険な所もないが、何故か歩く距離が長く時間がかかったように感じられる。それは植林が多く日差しもなく、緩やかな登りで巻き道を長く歩いたような感覚だからかな?とも思う。
それでも視界が広がって来ると山頂に近付き、最後の急斜面を一歩一歩踏みしめて鈍頂の草原に着く。ここにはサクラの並木があり相当昔から植えられたようで幹回りも大きい。だがここまでサクラ見に登って来る人はいるのかな? この広場には石碑と長さ2mほどの平らな岩があり、昔
神功皇后がこの岩に腰を下ろし、眼下の広がる景色に目を配った。故に目配山という名が付いたと云う伝えがある。それぞれに腰かけて見る。
山頂はもう少し先で東西に細長い草原であり、思い思いに弁当を開く。眺めは抜群!との評価だが今日は霞み空。引き返して天神の忘年会会場へ。
文 写真 藤井哲夫