期 日 2016.3.6 (日)~9(水)
集 合 6日10:50福岡空港第2ターミナルJALカウンター前
出 発 6日 福岡空港JAL 3513 11:30 = 13:45 新千歳空港 = リゾートライナー209 15:55
= 18:05 ホテル(泊)
帰 路 9日 ホテル リゾートライナー204 10:50 = 13:00 新千歳空港 JAL 3512 14:20
= 16:55 福岡空港
宿 舎 キロロ・トリビュート・ポートフォリオ・ホテル北海道
(旧:キロロリゾートホテルピアノ)
〠 046-0593 北海道余市郡赤井川村字常盤128-1
☎ 0135-34-7111
参加メンバー 信岡雄蔵、平内裕夫、元木政彦、藤井哲夫
藤井和子、甲斐道代、榊 恵子
コ ー ス 21本:最長距離4,050m、斜度最小/最大6.6/36.8度
中級コース:最大25.7度~平均12.5度、最長4,050m
初級コース:最大25.7度~
標 高 朝里ゲレンデ1,180 m、長峰ゲレンデ1,090 m
※北海道らしい山並みに開かれたロケーションで、初級者でも無理のないロングランが可能。おススメは余市第1エクスプレスを使った2本のロングライン。いずれも2kmほどの長さがありながら、幅もタップリあるという逸品。朝里エリアの山頂からも丁寧な迂回コースがあり、滑走することが可能。しかもどのコースからも最後は(扇の要状の)キロロマウンテンセンターに滑りつくという便利なコースレイアウトになっている。
若くて元気な?N、H、M、K、Sの5名はキロロゴンドラ(全長3,300m)をフルに使って、今シーズンの滑りを大いに楽しんでいた。
【ここで事件発生!】
1日の滑りを終えてホテルへ戻ろうとしていた時、スキーを貸しロッカーに預けて帰ろうということになり、Kさんが自分のスキーを柱に立てかけ、みんなに連絡に駆け回っていたが、いざ“スキーを”と戻って来た時、“あっ、ない!”
何とスキーがなくなっている! 周囲を探したが見つからず…。すると、N、Sの二人が“Kさんのによく似たようなスキーを担いだ女性と、5人連れがバス停に歩いて行ったけど?”、だがもうバスはいない。盗難か…?スキーセンターに届け出てメーカー・特長などを説明、ホテルへ戻る。
ホテルでもフロントに詳細を説明、板はロッシ…、デザインは、色は…黒に赤と伝えるが、言葉ではイメージが伝わらない。するとKさん、何を思い出したのかポケットからデジカメを取出し、これに写していた!と画面をめくる。〈なるほどこれはいい〉そしてこれです!と伝えると、フロントの男性(南方系の外国人?:失礼)がすかさず携帯で撮影。フロントの女性は何時頃だったのかと確認する。N、Sさんは確か午後4時前後だったと伝える。あとはフロントに任せて部屋へ、何となく気まずくスッキリしないが朗報を待つしかない。
【防犯カメラの威力を知る…】
夜、遅くなって全貌が分かった。フロントは4時前後頃と云う時間帯にホテルに帰還したスキー客のロッカー利用者を、防犯カメラの映像を再現して確認。時間帯と、Kさんのデジカメ映像との一致から、利用者のロッカーNo.からRoom No.まで判明、フロントの引き合わせで相手と会う、と彼女は“間違えて持って来た…”で、ジ・エンド。それはなかろう?…何とも後味の悪い結幕であったが、防犯カメラの効力に改めて脱帽!
【おまけ…】
※付近の観光:キロロから小樽まで無料の送迎バスが(片道約50分)で出ている。
TVドラマで有名になったニッカウヰスキーの余市(宇宙飛行士の毛利 衛さんの出身地)や、港の運河で知られる小樽の倉庫群、石原裕次郎記念館、ベネチアングラスほか多くの観光名所がある。海の街だけに海鮮料理、すし、刺身類も美味しいが、街へ出ることもなかった…。
以前(平成11年3月17日~22日)にテイネ、キロロ、札幌国際の3スキー場へ九松労組のツアーで角、藤井夫妻、甲斐の4名が参加した。ゲレンデは滑りやすく、全コースを滑っているときにカービングスキーの試乗会があって、試しに申し込んで滑ってみたが、特に違和感はなく曲がりやすかったと思った。福岡に帰ってからすぐにラリーグラス(山とスキーの店)にカービングスキーを見に行って間もなく、フォルクル社のカービングを買った。その数年後、親戚にこれを譲り、今使っているAtomicの好いのを求めた。それから現在まで北海道のスキー場の2~3のゲレンデを残して、ほとんど滑りまわった。
あれからもう、17年目のキロロ再訪問であった。
文・写真 藤井哲夫