2007年4月4日(水)
土器山(かわらけやま 430m) 佐賀県神埼町 |
戦国期には、菊地氏、江上氏、神代氏などの崇敬を集め、藩政時代は、宝光坊が一山を統べていたが、明治初頭の神仏分離、修験道廃止令に依り、神職に転向現在の八天神社となった。参詣者は県内はもちろん、県外にも多く、立願や祈祷のため、土器を上宮御神体岩の元に納める風習は有名である。又、当社も御神符は、篤風(おこり)に卓効あり、と伝えられている。 (コースタイム) 『 「ドキ山はどちらですか?」と地元のおばさんに尋ねても「?…」であった。そのおばさんが「そこの駐車場はノリ工場のだから、停めちゃいかん」と言われて、道端のやや広いところに車を移動する。この山は“カワラケ山”別名八天山(はってんざん)とも言われ、山岳信仰の霊山で平安末期には修験霊場として、また願い事を託した土器(かわらけ)を山頂上宮の御神体岩(巨岩)の下に納める風習があり「土器山」と呼ばれるようになったそうだ。 登山口の八天神社境内を抜け竹林の急坂を登り、風化してザラリとした花崗岩が続き、溝状にえぐられて隘路も多くなり少しずつ歩き辛くなった頃、今にも倒壊しそうな中宮・善提寺(廃寺)に着く。一息つき衣類調整。
(メンバー) |
|
|
登山口近くの桜 |
登山口の八天神社 |
|
|
頂上まで14丁だが、登山口に初丁石がある |
滑りやすい花崗岩の道を登る |
|
|
登山道にヤブツバキ |
花崗岩がU字に削られた後に丸太の階段が |
|
|
親不孝岩--修験者の覗き岩 |
親不孝岩より佐賀平野を望む |
|
親不孝岩にて |
|
頂上にて |
|
|
頂上直下のご神体の岩 |
ご神体の岩のいわれ |
|
|
花よりだんご |
仁比山公園の桜 |
|
|
仁比山公園の桜 |
綾部神社の鳥居とぼたもち屋 |
|
|
綾部神社 本殿です。なかなか風格がありました。 |
新しく出来た温泉(山茶花の湯)で---。 (写真:澤田眞次) |