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隠居岳(カクイダケ 669.8m)~木場山(コバヤマ 510m) <長崎・佐世保〉  2013年5月25日(土


(メンバー)信岡、澤田S・澤田R゜、風間、林゜、藤岡゜、庄嶋T・庄嶋F゜、藤井、
     石内゜、友清゜、小野、藤、池田、徳永゜小山゜

 山肌を染める自生のヤマツツジ、40,000~50,000本?ともいわれる大群落! 
数百万年前の火山活動によって出来た北松浦半島一帯を覆う溶岩台地。この玄武岩の台地の南端に緩やかな尾根で連なる山々。佐世保富士と称される烏帽子岳と、壇ノ浦合戦で敗れた平家・松浦水軍の落武者が隠れ住んだという伝説に因んだ隠居岳。展望は南から東に、佐世保市街と大村湾を中心とする長崎近郊の山、多良岳山系から佐賀県の黒髪山、天山、脊振山、肥前のマッターホルンと言われる虚空蔵山(608.5)は南東側に、北側に八天岳や国見山がすぐ近くに望まれる。と言うコマーシャルに誘われて登ることにした。

 高速長崎道武雄JAC=佐世保三川内ICで降りてR53を里美(サトヨシ)トンネル手前で左折し、大山口越(登山口)を左に見てウオーカーズパーク・隠居の森 遊歩館に到着。佐世保市民の憩いの場として設営され、ログハウスの自然展示室、キャンプ場や遊歩道、トイレ、駐車場などが整備されて土日祭日などの休日には管理人も駐在している。

 遊歩館10:15…10:40ヤマツツジ園・展望所✾ツツジは6~7分咲きで蕾も多く、山のなだらかな斜面に沢山の花を付けている10:50…11:15隠居岳山頂✾草原状の台地には紫色のあざみの花が数多く咲いている。記念写真に収まり頂上を後に下山11:30…玄武岩の溶岩台地が浸食され、ごつごつとした凹凸の山路は歩きにくい。
11:50大山口越・チェーンゲートを越えて、舗装道歩きとなると、日差しが強く汗ばんでくる。右手に木場山の標識(0,4km)が目につき、右に入る…あるいても歩いても木場山への登路が見当たらず?…半ばあきらめて先に進むと舗装道に出た。そこに(木場山0.5km)の標識!。時間も既に12時を過ぎており、引き返すわけにもいかず昼食にする。すぐ横の「えぼし高原ホースパーク」という乗馬施設があり、お願いしてログハウスやベンチで日差しをよけて弁当を開く。

 食後は満場越(マンバゴエ)まで舗装道を少し歩き、待っていたバスに乗車。木場山に登れなかったので、この先の烏帽子岳(佐世保富士)へ登ることにして、9合目の{風と星の広場}までバスを乗り入れて貰い、階段続きの烏帽子岳山頂(568m)へ登る。山頂展望台からは九十九島、平戸、大村湾が望め、晴れた日には遠く上五島、雲仙岳の噴煙も見渡せる、とのことだが、今は黄砂などの大気汚染で《もや―ッと》して全く見えない!。
この山はかって海軍佐世保鎮守府軍楽隊長の田中穂積が、西海の風景美に魅せられて作った名曲「美しき天然」の記念碑が、風と星の広場東斜面の雑木林の中にひっそりと建っているという。

 帰りは国見道路を抜け、伊万里温泉♨白磁の湯に浸かり(いい温泉です!)、武雄北方ICで高速に乗り帰路に就く。                                              (藤井哲夫 記)


                                                         【写真撮影:澤田眞次】

出発準備をする ウォーカーズパークの案内
遊歩館で案内を受ける サクランボが甘かった
スタートは舗装道です アザミの季節です
ムサシアブミが見られました 杉林を登る
登りが続きます いよいよヤマツツジが見られました
東屋で一休みしてツツジ鑑賞です ヤマツツジが一面に広がっている
ここで記念撮影
エゴノキの花が満開です 隠居岳を目指します
登りが続きます まだまだ続きます
タツナミソウも盛りです ナガバノモミジイチゴ
隠居岳には三等三角点があった 頂上にはアザミが一杯
隠居岳頂上にて
下山します 石ころの多い道です
石ころ道が続きます 舗装道まで降りてきました
中央が木場山、左奥に烏帽子岳が見える 木場山を目指します
ここから再び山道へ この辺から頂上への道が有るはずだが…
頂上が見つからないままに舗装道に出てしまった えぼし高原ホースパークに寄ります
ホースパークで食事をさせて戴くことになりました 室内での食事も
ポニーも愛嬌よく 馬は3頭います
オスのサラブレッドはやはり恰好いい ウツギも満開です
デザートにイチゴの採取です 烏帽子岳の登山口です
いきなりの階段です 頂上からの佐世保港ですがPM2.5が邪魔をします
烏帽子岳の頂上にて
下山も階段です 伊万里温泉はいい湯でした

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