(メンバー)
松九会登山クラブ :藤井哲夫、藤尾明、村上直人、澤田眞次、林大四郎、原田和夫、西田初夫、
福岡まいづる山岳会:中村正義、石内美佐子、児玉かめ子、澤田律、友清節子、岡田博美
(コースタイム)
JR博多8:13=9:04教育大前9:15…9:30登山口(城山名水)9:35…10:25城山山頂10:45…11:17石峠11:20…11:49金山南岳(昼食)12:22…12:38金山北岳12:52(折り返し)…13:15南岳…13:34石峠…泉ヶ丘団地(休憩)…14:45JR赤間(解散)
この夏も神秘の茸“ウスキキヌガサタケ”に巡り会えるか?とやってきた。低山(369m)ではあるが登山口から階段状の急勾配が続き、暑さも加わり汗が滴り、やがて城山山頂。広い山頂には小屋があり、中にはウスキキヌガサタケやタマゴタケ、花の写真などが掲示されている。涼しい風にしばらく休み金山へ向かうが、これでもかと下りに下って石峠。朝はここに白いキヌガサタケが立っていた(城山山頂で逢った登山者談)というが、もう見当たらない。石峠からの登りも急で汗びっしょりで金山南岳着。心地好い風が吹きつける中、ランチタイムと休憩。若い岡田さんは1人、宗像四つ塚(城山〜金山の残り2山、孔大寺山〜湯川山)へと縦走路を入っていった。この暑さの中、ロングコースに挑戦とはスゴイ!…。
北岳へ向かうと登路の木陰に茶色っぽい茸がいくつも顔を出している。写真を撮りながら間もなく北岳着。玄界灘に浮かぶ島々や百道のヤフードームなどを遠望し引き返すと、先ほど茸が立っていた付近に新しい茸がいくつも増えている。濃い茶色の頭や赤みを帯びたツルツルに光っている茸などがあり、良く捜すと白い被膜(卵の殻)に包まれ、真っ赤な卵形の“タマゴタケ”が顔を並べている。“今、生えてきたんだよう…”と言わんばかりの美しい姿形と光沢に感動しながら、カメラのシャッターを押す。
石峠へ戻り右折して泉ヶ丘団地へ下り、夏の日光の照り返しの強い舗装道を歩き酒屋さんへ。缶ビールやジュースで一息入れてJR赤間駅へ。ちょうど来た福岡天神行きのバスに乗って帰る組と、JR組に分かれて解散。(藤井哲夫 記)
【写真撮影:原田和夫】
|