参加者 : 澤田、宮脇、庄嶋、大濱、石内、友清、榊、児玉、左座
陸の孤島と言われた星野村だったが、昨年末にトンネルが開通し近くなったので、星野村と黒木町の境にある石割岳に登った。山桜が有名だが、シャクナゲやツツジも多いと聞いていたので、楽しみに9人で行くことになった。
憩いの森駐車場に車を停め、少し舗装道路を歩いて登山口に行くと、間もなく道がふたつに分かれていたが左のコースを取り、右のコースに下りてくることにする。やがて石畳の苔むしシダの茂った道になるが、石が安定してない所があり注意しながらの歩行になる。頭上は新緑で、5月らしい登山だ。ペースを落として歩く。頂上が近づくと長ーいロープが張られた道を、まだかまだかと思いながら登ると、ロープのなくなった所が頂上直下だった。頂上からの展望はよい。北東の方向以外は見渡せ大分、熊本の県境の山々が展望できた。ここで食事。記念写真を撮って次は平野岳を目指す。が、この下りが又大変。ロープを頼りに滑らないように注意しながら高度差100m余りを下った。そして高度差50m程を登り返すと平野岳の頂上だった。
一息入れて下りだが、平野岳を下り少し登った所から左の石割岳を巻く道を行く。ここからはロープもなく歩きやすい。途中盛りを過ぎた、シャクナゲ、ヤマツツジ、ウツギ、足元にはナルコユリ、アマドコロ等を鑑賞しながら、楽しく歩けた。
下山後、パワースポットの船着岩(フナツギイワ)を見に行こうということで、移動「船着岩登り口」という看板を見つけ、猪よけ柵を開けて、はっきりしない道を行くが、途中で道がなくなり、岩をパワースポットに見立て写真だけ撮って下った。下ってから更に車で1km程登った所の駐車場へ行った。ここから登ることができると分かったが、時間切れで登るのは諦め、「星の温泉館きらら」へ。ゆっくり温泉に浸かり、1日の疲れを落とした。花が終わった時期で残念だったが新緑と変化のある登山道で楽しい山行が出来た。
【文、写真:澤田眞次】
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