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  パナソニック山岳会合同例会
鉢伏山(ハチブセヤマ1,221m)・氷ノ山(ヒョウノセン1,510m) <兵庫県・鳥取県>

2013年5月31日から6月2日


〈メンバー〉九州: 澤田S、安永、澤田R゜林゜友清゜石内゜
MRC: 久保田、片井、杉本、櫻井、大木、柏木、近藤、吉岡、飯田、小西、金長、谷口、
寺本゜松元゜山田゜岡田゜吉田゜

 恒例のパナソニック山岳会との合同例会は、今年は大阪担当で兵庫県の最高峰である、氷ノ山で行うことになった。この山は1月に亡くなられた矢野Iさんが愛した山で、その縁の草谷山荘に泊まることになった。矢野さんは毎回のように九州にも来られていて、昨年の久住山でも楽しく一緒に登った方でした。

 九州からはフェリーで泉大津に入り、1日朝、大阪・京橋で合流、バスで氷ノ山に移動した。昼過ぎに登山口に着いて、最短距離のコースで鉢伏山を目指した。登山口に着くと下のキャンプ場で合宿していた小学生が大勢降りてきた。全員降り切った頃を見て登り始める。いきなり丸太の階段だ、途中キャンプ場やロッジの見える景色を楽しみながら、階段の多い登山道を登ると正面に岩峰が見える。頑張って登ってみると、祠があったが、頂上のピークはまだ先にあった。頂上はなだらかで、スキーリフトが頂上まで来ていて、何人かの人はスキーで登ったことがあり、懐かしく景色を楽しんでいた。北側の下の景色はまるでチロルのようだ?? 南に目を移すと、明日登る氷の山がその優美な姿を現していた。夜は温泉に浸かり、鴨鍋の食事、2次会はカラオケ大会で楽しんだ。

 2日は早朝から雨が降り出した。山荘を出る頃は小降りになっていたが登山口に来ても止まないので雨具の上だけを着けた。稜線の氷の山越までは、思っていたより時間がかかった。しかし途中、地蔵堂や周りの景色の変化が気分を和らげてくれた。稜線に出ると頂上が見え隠れしながら近づいてくれるので、楽しく歩けた。

 頂上には避難小屋があって弁当を食べるのに助かった。食事後に頂上の一角にケルンを建て矢野さんの写真を飾り好きだったタバコも添えて、「千の風になって」を合唱し矢野さんを偲んだ。在りし日の姿を浮かべ思わず涙が出た。
下山は東尾根を下る、途中たけのこ採りの方が多く来ておられ、大阪の仲間は何人かが熱心に摘んでいた。
下山した所には、バスが待ってくれていて、直ちにバスで帰途に就いた。京橋で大阪の仲間と別れて、我々は河内長野までバスで送っていただいた。
    (澤田眞次 記)

【写真撮影:澤田眞次-S:大木俊和-O】

フェリーでの夕食-S

早朝に明石海峡大橋をくぐって-S

大阪の仲間と1年ぶりの再会-S

駐車場よりの鉢伏山-S

準備体操をして-S

登り始めから階段です-S

 まだまだ階段が続きます-S

ロッジ・キャンプ場と氷ノ山-S

タニウツギ-S

頂上手前の岩峰-O

岩峰かにら見た頂上-S 岩峰を振り返る-S
頂上にて-S
鉢伏頂上 全員で記念撮影-O

チロルのような景色をバックに-S

氷ノ山をバックに-O
下山にかかります-S ギンリョウソウが顔を出していました-S
宿に着きました-S カンパイ-S
昔から世話になっている宿の藤原文雄さんに記念品を贈る-S カラオケを楽しみました-S
6月2日 小雨ですが登ります-S 歩き始めは林の中です-S
珍しい7種の木による連樹-S 地蔵堂に着きました-S
ミヤマカタバミ-S 谷が崩れていて梯子で渡る-S
2時間歩いてやっと頂上が見えてきた-S 氷ノ山越に着きました-S
根っ子道です-S 白いイワカガミ-S
頂上が大きくなってきた-S 頂上は一等三角点です-S
小雨が降っており避難小屋で食事をしました-S ケルンを積んで矢野さんを偲んだ-O
氷ノ山山頂にて-O
神大ヒュッテまで降り雨具も脱いで-S まだ下りは続きます-S
珍しい人面岩-S ドウダンツツジは花がぎっしり-S
新緑の下を-S こんな階段を下ってきました-S
やっと下山しました-S 夕食はビールで乾杯-S

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