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星塚山(ホシヅカヤマ 455.6m)・西岳(ニシダケ 495)〈福岡・八女〉 2012年12月7日(金)~8日(土)


(メンバー)信岡、澤田夫妻、峰、藤井夫妻、原田、林
      (井上、石内、児玉)

 恒例の納山・忘年登山は午後から雨の天気予報だったが、まずまずの天候で八女・黒木のグリーンピア八女に隣接する山を歩いた。

 車3台がそれぞれの参加者を乗せて基山PAで合流、広川で高速を降り黒木の町を抜けGP八女の駐車場へ。ここから旧伊佐邸(福岡藤崎から移築の江戸時代の油屋)の前を通り、キャンプ場、善蔵池畔を経て登ったり下ったりの傾斜のある道を進み、途中雌岩・雄岩の大きな奇岩に寄り尾道池へ。北部九州の水害で崩壊した堤防道路は応急の復旧工事がされ、その側面の護岸工事が進められていた。登路には野イチゴが数多く実っていて、つまんでは口にする。やがて林道終点に着き、ここが登山口。

 急な山路に入りジグザグに登り、左に巨岩の展望所の標識を見て、山頂へ着き昼食タイム。下山時に巨岩の下へ回ったが、左右に広がり見上げる程にそそり立つ大岩壁でカメラに収まらない。元の道を引き返して宿泊のGP八女に入る。それぞれ浴衣に着替えて温泉へ。広い浴場には畳が敷き詰められ、上をお湯が流れていて温かい。タイルなどの冷たさや、滑ることもなく安心で気持ちが良い。外は寒かったが船形をした露天にも身を沈めた。

 夕食は松九会峰会長(登山クラブメンバー)の挨拶で、ビ―ルと焼酎で和やかに歓談し、部屋に戻ってノミニュケーション。新年の登山などに話が咲き、明日は?の期待。天気が良ければここの敷地内にある“西岳”に登ろう、で再度温泉に入って就寝。

 8日:フロントで登山路を確かめ傘を持って出発。ここには≪森林セラピー基地≫として認可されている3つの森林セラピーロードがあり、その一つ≪どんぐり拾いの小道≫を辿って西岳へ。自然林の中、平頂な山頂にポツンと西岳の標識が立っている。展望はないがその先へ進むと明るく開けたクヌギ林があり、いが栗が落ちている。その先へ下り気味に歩くとセラピーロードに出て、筍オーナー団地を過ぎ、黒木市街から上ってきた舗装道路に出て、GP八女へ登り歩いて駐車場へ戻る。途中雪が降って来たが2日間楽しく忘年登山が出来た。

【おまけ】お昼には間があり原田さんの案内で黒木の町を抜け、ホタルと石橋の上陽町へ。今夏の大雨で星野川が氾濫、道路の決壊・橋桁や欄干などの破損も、復旧工事が行われていたが、この川の沿線の人々は本当に怖い想いと茫然自失の状態だったろう。
 昼食は有名な?おぼろ(朧)大橋を見学して、上の“ふるさとわらべ館・そば処おぼろ茶屋”で美味しい“そばセット”を食しておなかを満たした。

藤井哲夫 記

        【写真撮影:澤田眞次-S・原田和夫-H】

出発準備-S グリーンピア八女の中を通っていきます-H
星塚山を目指します-H 舗装された散歩道を行く-S
小春日和の陽光を浴びながら歩く-H 散歩道を離れ登山道へ-S
散策組は善蔵池の周りを…-H 登山組はこの手前の山に登っている-H
散策組はグリーンピア八女周辺散策-H
(旧伊佐邸)
明治の館-H
(いずれも休館日)
途中にあった女岩-S
(登山組)
道路を隔てて男岩もあった-S
いよいよ急な最後の登り-S カラスウリがよく色づいていた-S
滑りやすい急登を行く-S 頂上近くには大きな岩が多くある-S
頂上に着きました-S
きれいなクマザサの原-S 善蔵池の畔の東屋で-S
善蔵池-S 散歩道がよく整備されている-S
グリーンピア八女に宿泊して夕食-H 翌朝、グリーンピア八女内の西岳に登る事にする-H
西岳への標識がなかなか出てこない-H 西岳への標識がやっと出てきた-S
西岳山頂にて-H
西岳山頂にて-S
くぬぎ林の落葉を踏みしめて-S 快適な散歩道-S
展望を楽しむ-S 珍しいツチグリを撮影する-S
雨がぱらついてきました-S 早くグリーンピア八女の駐車場へ戻ろう-H
やっと戻ってきました-H グリーピア八女、ここに泊まった-S
上陽町の「ほたると石橋の館」に寄りました-H 内部(1階)-H
内部(2階)-H 石橋を鑑賞-S
すぐ側にひふみよ(一二三四)橋の(ふ)の橋の寄口橋
ひふみよ橋の「ひ」まで歩く-S ふるさとわらべ館で食事-H
ここから朧(おぼろ)大橋が見える-H 美味しい蕎麦の昼食-H
ひふみよ橋の「み」-S
(大瀬付近)
ひふみよ橋の「よ」-S
(車窓から)

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