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    八幡岳はちまんだけ 763.6m) 棚田と菜の花 〈佐賀・相知 〉  4月3日(土) 晴れ  バス


<メンバー> 
  松 九 会 登山クラブ:藤井哲夫、澤田眞次、藤尾明、宮脇彪、原田和夫、加藤敏明、西儀務、後藤正人・久子夫妻、
               林幸子、藤岡敏子
  福岡まいづる山岳会:井上孝、石内美佐子、児玉かめ子、友清節子、藤井和子、徳永紀代

<コースタイム> 
 
  博多駅 8:00=太宰府IC=8:55金立S.A9:07=9:27多久I.C=多久厳木道路=浪瀬=蕨野棚田交流広場P (駐車場・トイレ・売店)…棚田橋…棚田歩き…11:30池高原キャンプ場…エビネの小径…12:30八幡岳山頂(昼食)13:10…山頂展望台…池高原…大平展望所…林道八幡岳線・舗装路…棚田道…15:15交流広場P=相知・鵜殿石仏群・おうち温泉“天徳の湯”=唐津・西九州道=二丈・浜玉道路=前原道路=福岡都市高速=博多

 日本の「棚田百選」と「遊歩百選」に名を連ね、菜の花の香りがのどかに春を告げる蕨野の棚田を歩き、展望が広がる八幡岳へと登る。交流広場のすぐ下の棚田橋を渡って舗装の農道を左へとり、日本一の高石積み(高さ8.5m・通称「三反の田」1935年 昭和10年完成)と言われる棚田を右に見て、傾斜が急な作業道の舗装小道を進む。棚田を潤すための水路には豊富な山水が勢いよく流れて、きれいな水にクレソンがこんもりと生えている。

 やがて棚田が終わり林道八幡岳線に出た。右へとってすぐに左へ曲がり簡易舗装道を登り、杉林へ。三差路を出て右へ進み、小さな橋の手前に防火帯のような切り分け道が上に続いている。道には滲みだした水の流れが続き、峠かと思わせる所から、すぐに下りになり間もなく右に小さな池と左に大きな池があり、車道へ出て程なく池高原キャンプ場に着く。付近にはミツバツツジの赤紫の蕾が、いくつもふくらみかけている。

 キャンプ場手前のすぐ左の“エビネの小径”へ入ったが、まさに“エビネの群生”があって、新しい花芽がついて間もなく葉も伸びてくるようだった。林を抜け車道を横切り、なだらかな尾根を登って再び車道に出て、少し辿って登りの左の山道に入ると、石畳が崩れかけた参道ふうの道が続き、途絶えたところで急登。竹林を抜けて尾根をまっすぐ登って山道が終わり、あとは車道歩きとなり、硬い舗装道を踏んで山頂に着く。天候は晴だが黄砂のためか界はぼやーっとして雲仙など遠景は全く見えない。ここで昼食を済ませ、展望台へ回り込み往路を下って、ワラビがぽつぽつと顔を出している林道を大平展望所へ。

 ここから見下ろす棚田は菜の花の黄色が染め、広々とした一番の絶景で、田植えの水張り、緑の苗、稲の実りの秋には、もっと素晴らしい景観だろう。この棚田の数は1050枚だとか。

 なお、相知の町は棚田でも有名だが、鵜殿石仏群(佐賀県史跡)には十一面観音、持国点、多聞天など大小60有余体の石仏群があり見学の後、隣の「おうち温泉・天徳の湯」で温まって帰る。   (藤井哲夫 記)

 
 
【写真撮影  :原田和夫】

蕨野棚田交流広場Pでストレッチ

長崎在住の吉丸会員と久しぶりに会う

棚田橋を渡って舗装の農道を進む

満開の桜が出迎えてくれる

棚田の中を登っていく

菜の花が綺麗だ

のどかな春の散歩と言ったところ

凄い数の棚田

棚田の途中で記念撮影

先は長い

すこし足を止めて棚田風景を写す

まだまだ続く棚田

山道へと変わった

池高原キャンプ場は近い

エビネの小径と言うのが有った

林内の尾根道を行く

車道に出た
テレビアンテナの有る山頂が見えている

しばらく車道を歩く

最後の登り

八幡岳山頂で記念撮影

昼食

山頂展望台へと向かう

山頂展望台で記念撮影

黄砂のせいか遠望が利かない

棚田を下っていく

途中、大平展望台に寄る

棚田が一望できる

棚田の中を下る

蕨野棚田交流広場に戻ってきました

鵜殿石仏群に寄る

素晴らしい石仏群

しばし観賞

「おうち温泉・天徳の湯」で汗を流して帰福

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