参加者 : 澤田s、平原、宮脇、石内、澤田R
九重の計画は年初にしていたが、目的の山を決めていなくて、改めて意見を聞いて猟師岳〜合頭山とした。時期も紅葉に合わせ少し早めた。さらに実施直前になって当日天気が悪そうなので1日早めて実施し、いい天気に恵まれた。
車は九重森林公園スキー場に停める。目の前に猟師岳が見え山腹が紅葉している様子が伺える。ゲレンデの第一リフトが終わった所(第3リフトの乗り場下)に「猟師岳⇒」の道標がある。初夏にはオオヤマレンゲやシャクナゲが見られるシャクナゲ谷を登る。オオヤマレンゲが見られる林道までは分かりやすい散策路がついていて、秋山の気分を味わえる。林道からはリボンを頼りに山道に入るが、踏み跡がはっきりせず、木に付けられてる古いリボンや赤テープが頼りだ。一つテープを見つけて進み、次のテープを探す。この繰り返しで岩のゴロゴロした道を注意しながら歩くこと30分近くでやっと「猟師岳⇒」と書いた道標を見つけ一安心。間もなく稜線の道に出ると見事な展望で紅葉した湧蓋山が見えた。ススキやミヤマキリシマの中をしばらく登ると猟師岳だ。昼食を終え、合頭山に向かうが、この稜線からの展望が素晴らしい。右から、岩井川岳、扇ヶ鼻、久住山、星生山、三俣山、黒岩山と紅葉の山々が見事なパノラマを描いている。しばらくこれを見ながらススキの中を合頭山まで散策する。合頭山からの展望も素晴らしい。
Hさんは立派なカメラを持参したが、電池を忘れ残念がっている。Mさんは久しぶりのビデオ撮影に余念がない。それぞれにたっぷり景色を楽しんで下山にかかった。スキー場への分岐は地図より少し西になっていて、少し登り返しがあった。思ったより早くスキー場まで帰ることができて、久しぶりに筋湯温泉の「うたせ湯」に寄って汗を流した。
やっぱり九重は、いつ来てもいい想い出をつくってくれる。
【文、写真:澤田眞次】
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