2007年2月25日(日)〜3月1日(木)

フラノスキーツアー  (北海道)


(メンバー) 15名

    松九会:藤井哲夫・和子夫妻、藤 重光、澤田 律、元木政彦、信岡雄蔵、平内裕夫

    福岡まいづる山岳会:井上 孝、一山 了、石内美佐子、甲斐道代、平島章子
              河村吉矩、友清節子、榊 恵子

25日:新千歳空港11:30、送迎バスで3時間40分、15:10富良野到着。明日からのスキーに備えて準備のみ。
              

25日〜26日:スキーを楽しむ。フラノは大半のメンバーが初めての体験で興味津々。まず北の峰ZONEのトップ(940m)までゴンドラで上がる。天候もよく目の前には真っ白の雪をかぶった北海道最高峰の旭岳を左に、次いでトムラウシ、オブタテシケ、美瑛富士、美瑛岳、十勝岳、上ホロカメットク、富良野岳、下ホロカメットクなどの北海道の名山がずらりと並び歓迎してくれる。気温は−11℃、積雪290cmと掲示され、さすがに雪質はよく、人も少なく快適に滑る。修学旅行スキーの高校生が昼食で引き上げると、ゲレンデは白一色のほぼ無人の世界となり、全く“がらん”としている。

 富良野ZONEへ行くと北の峰より少しは人が多いが、それでも国内最速!が売りの101人乗りロープウェイ(2330m)は「故障整備のため運休」とのアナウンス。ロープウェイ駅舎には電気照明もつかず、人影もなく整備・修理の様相は全くない。?本音はスキーヤーが少なく、乗り手が少ないから動かさないだけの話だろう!。仕方がないのでリフトを乗り継いで各コースを滑り、段々慣れてきて、ノンストップで滑ろうか!との提案があり、こちらのトップは1209m、ベースは235m、標高差974mの距離にしておよそ3.3〜3.5kmくらいの中級コースを一気に滑り降りた。

 はじめて味合う実に爽快な気分だ。今度はタイムトライアルを!となったが、ケガや事故があってはならないと、競争はせず無理はしない!との約束で滑降、早いのか遅いのかは別として、計時すると4分40〜50秒でみな下りてきた。フラノはコース数は少ないが、初級・中級向きのなかなか面白いコースがあり、十分楽しめた。 
◎リフト1回券 シニアは1600円で格安だった。

                               (藤井哲夫 記)

●フラノスキー・プラスアルファの楽しみ

 26・27日と広々としたゲレンデで、ぶつかってこられる不安もなく、スキーを楽しむことが出来ました。

 28日、女性6人は、JR富良野線に乗って旭川へ。車窓から雪景色を眺めながら遠足気分の1時間の旅。旭川駅向かいのバス停には行列ができていて、待つ間もなく動物園行きのバスが来た。40分で旭山動物園正門前に着く。10時半の開園までまた行列。11時からこの動物園の売り物の一つ、ペンギンのお散歩。ずらーっと両側に人垣ができて、今か今かと待つ中をヨチヨチと歩く姿の愛らしいこと。

 白クマもアザラシも元気よく泳ぎまわっていた。かけ足で真っ白いキツネとフクロウ、オランウータン、チンパンジーの小屋を回り、12:15のバスで旭川駅に戻る。北海道伝統美術工芸村への行き方を聞くと、あと5分で無料バスが出るという。地図を片手に目当ての駐車場まで走った。6人のオバサンがダダダダッと走るのを見て、旭川っ子はなんと思ったやら。結局、教えられれたのが4月からの時刻表と分かり、タクシー2台で行った。

 優佳良織工芸館のタペストリーや洋服は数が多く、その美しい色合いが目に残った。薬師寺の仏画の両脇を飾っている織物もあるとか。向かいにある雪の美術館はガラス窓越しに氷の世界を見るもので、入場料の割にはたいしたことはなかった。15:40の無料バスで旭川駅へ。16:30 発=17:38 富良野着で戻ってきた。昼食込み6750円也。

 「スキーに来といて、どこさ行くとね!」と怒られると思いましたが、男性方の寛大な気持ちに感謝しています。
                               
(友清節子 記)
  

 

北の峰ZONEのトップ(940m)、ゴンドラ駅舎前からの展望

 

 

スキーを楽しんだのであまり写真はありません

宿にて