|
メンバー： 小金丸和夫（松九会登山クラブ）
野上 勇次（友人）
(コースタイム)
【8/24】河口湖口五合目15:40 ⇒ 16:40六合目16:50 ⇒ 17:25六合五勺 ⇒ 18:40七合目鎌岩館(泊)
【8/25】小屋5:20 ⇒ 5:55鳥居荘 ⇒ 7:05太子館7:55 ⇒ 8:50白雲荘9:10 ⇒ 9:55トモエ館10:15 ⇒ 11:35九合目鳥居 ⇒ 12:25吉田口13:15 ⇒ 14:20剣が峰14:35 ⇒ 15:20吉田口15:40 ⇒ 16:15本八合目 16:30 ⇒ 17:20八合目太子館(泊)
【8/26】 小屋5:00 ⇒ 5:35避難小屋5:45 ⇒ 6:15仮設トイレ6:30 ⇒ 7:10 六合目7:15 ⇒ 8:00河口湖口五合目
今年、還暦を迎え会社勤めを卒業して、第二の人生を歩む節目の年に当り、過去に 2回登った富士山へ 3度目の登頂を目指そうと思い、友人を誘って 某旅行会社のツアーに申し込み参加した。最年少 7才から最高齢者 70才 までの参加者 42名と ツアー添乗員 1名、登山ガイド 2名の総勢 45名で 富士山頂を目指したが、3日間を風雨にも合うことなく、又 ご来光を 2回も 見られたのは幸運であった。しかも 45名の全員が登頂出来たのはただの、運だけではなかろう ! !
【8/24】 (晴れ) 午前、福岡空港よりJAL便にて羽田空港へ。河口湖口五合目
に向かう途中、富士吉田浅間神社に登山の安全を祈願して参拝する。午後、河口湖口五合目より七合目の鎌岩館を目指す。 途中、ホタルブクロの花 が登山道の脇に咲いていた。六合目までは、平坦な道だが指導センターを過ぎたころから砂礫のジグザグ道に変わり、今日の宿泊地、鎌岩館までは 3時間を要した。夕食後、今日の疲れを癒すため、意気投合したツアー仲間と酒で乾杯する。午後 9時過ぎに明日の登頂を夢見て、早々に床に就く。
【8/25】 (晴れ) 起床、朝食の後、小屋の前でご来光を見ることが出来た。今日は、溶岩石の急坂の厳しい登路を頂上まで登って、お鉢めぐりを行い、その後八合目の太子館まで下山する予定である。小屋を出発すると遠くに 八ヶ岳や甲斐駒ケ岳の山々が望まれる。鳥居荘を通過し八合目の太子館で休憩(荷物の整理)の後、白雲荘から本八合目のトモエ館、八合五勺の 御来光館と順調に登る。この辺りで昼食の行動食を食べる。九合目の鳥居 まで来ると、もう少しで頂上だと自分自身に言い聞かせて気合を入れる。狛犬の鳥居をくぐると吉田口頂上に着く。鎌岩館より 7時間を要した。
早速、頂上の奥宮に参拝し、石標識の前で万歳で記念写真を撮る。お鉢 めぐりは、富士宮口から馬の背の急坂を登り、最高峰の剣が峰へと向かう。 剣が峰には、富士山測候所の旧跡にまだ建物などが残っている。その前に 国土地理院設置の 3,775.63 m の 2等三角点がある。火口壁からは、火口の万年雪を眺め又、周囲の眺望を楽しみながら吉田口頂上まで一周する。 お鉢めぐりには、約 2時間を要した。吉田口は富士銀座と呼ばれ、人が多く 今日辺りが今シーズン最後の賑わいであろうと思われる。下山は、登り道 でなく、砂礫のジグザグの下山道を下る。
八合目の江戸屋の前が須走口との分岐になっているので注意しなければならない。八合目太子館までは 吉田口頂上より 1時間 40分を要した。夕食の後、今夜も登頂を祝って再び ツアー仲間と酒を酌み交わす。明日は下山してゆっくり風呂につかりたい と思いつつ、山小屋の最後の床に就く。
【8/26】 (晴れ) 今日の朝食は、行動食なのだ。五合目に向けて出発後、下山道の途中、ご来光が拝めそうになった所で休憩する。昨日に勝るとも 劣らない立派なまばゆい朝日である。延々と砂礫のジグザグ道を下り、六合目から河口湖口五合目へ下る。太子館より 3時間を要した。河口湖口 五合目で休憩(荷物の整理)の後バスに乗り込む。山中湖温泉(紅富士の湯) で入浴と昼食の後、羽田空港へ向かう。夜、JAL便にて福岡空港へ。
( 小金丸和夫 記 )
|
