<メンバー>
松 九 会 登山クラブ:藤井哲夫、澤田眞次、藤尾明、原田和夫、加藤敏明、西儀務、林幸子
(藤俊正)
福岡まいづる山岳会:岸田武雄、井上孝、石内美佐子、澤田律、藤井和子
<コースタイム>
登山口9:20…ライオン岩分岐9:32…第一鉄塔9:55…第二鉄塔10:21…10:10ライオン岩…10:37鴨ヶ岳10:50…12:00展望台(昼食)12:35…12:45大法山12:55…13:02安国寺(梅園)14:00=14:25山麓駅・駐車場(バス)14:15=14:45嘉麻市ふるさと交流館「なつきの湯」=
梅見ができる山を捜して計画していたが、今年は年初から寒さが続きどこも開花が遅い。13名の参加があったので貸切バスで、八木山バイパスを通って稲築町へ。民家の前の登山口からスタート、しばらくは緩やかな作業道を進み、左手の堤を右へ回ると山道らしくなって、ライオン岩と書かれた標識(分岐)に沿って左への道を取り、水害などの影響があるような荒れた登路を行く。徐々に高度を上げながら高圧線の鉄塔を一つ過ごし、さらに進むと二つ目の鉄塔に出る。これから起伏が激しくなり下り坂を行くが、なかなかライオン岩に出合わず、しばらく下って大きな岩の前に出た。見上げるがライオンらしい格好はなく、下へ回って見ると積み重なった(3段ほどに割れた)岩がそれらしい?が、ゴリラの風貌?だ。
折り返して25分ほどで鴨ヶ岳に着き記念写真に収まり次を目指す。狭い岩場もあったがロープ伝いに登って行くと、鉄砲をもった猟師に出合った。先ほどからパーン、パーンと音がしていたので、人が登っているので撃つなよ!と思っていたが、その人はもう暫くで展望台ですよ、と。
そこから可なり登って、フェンスで囲まれた展望台に着いた。ここがこの山域で一番高い275mのピークなのに山の名前がつかず「展望台」とは?。南に白い雪を被った英彦山が見える。ここで昼食を済ませ暫くは下り大法山を経て、山の雰囲気がガラリと変わった深山の趣をもった樹林や岩道の中を歩き、白馬山に到着し記念撮影。後は下るのみだが、この山は低く小さいが、スダジイやカゴノキの大木が茂り、次に巨大なバクチノキ(福岡県で最大、県の天然記念物)に出合う。幹には大きなコブがいくつかついている。側にはムクロジの巨樹(天然記念物)もあり、幹の中央は空洞となっている。さらに下るとやはり巨大なバクチノキ、大きく根を張ったエノキの巨樹と続き、標高が下がっても原生林の様相をもっている。
やがてお目当ての梅林公園に出たが、やはり開花が遅く全体はまだ蕾、その中に紅白1本ずつが花をつけていた。
(藤井哲夫 記)
【写真撮影:原田和夫-H】
:加藤敏明-K】
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