登山クラブへ

 

  燕岳(つばくろだけ)2,763m,槍ヶ岳(やりがたけ)3,180m縦走 <長野県北西部> 2013年8月6~10日

 Ⅲ.槍ヶ岳~槍沢~上高地    第4,5日目               8月9日~10日


参加者: 澤田S、大宅、中村、安永、澤田R゜林゜石内゜  ゜は女性

  風の音で目を覚ます。霧も出ていて寒そうだ。5時前から食堂の前に並んで、1番目の食事に間に合うようにした。準備を終え、外に出ると風があり霧もまだ晴れていない。1枚着込んで槍の穂先を目指す。幸い空いていて待たされることがない。順調に、すいすいと登れてしまった。昨日、東鎌尾根での梯子と鎖での登りが役に立ったようだ。頂上から東側は霧だが西側は雲海が見られた。霧の中だが記念写真を撮り、混雑する前に下山にかかる、しっかり時間をかけ慎重に下った。

 小屋で荷物と服装を整え、いよいよ下山開始だ。槍沢をただひたすら下るのだが、途中、雪解けの冷たい水場があったり、涼しい雪渓を歩いたり、更に雪渓の下から出てきた、7月の花を見られたりする。大曲まで来ると11時になりこのペースでは、槍沢ロッジは昼過ぎになるので、軽く行動食を摂る、槍沢ロッジには12時26分に着き「ラーメン」や「カップ麺」の昼食になった。ここからはだんだん歩きやすくなるが、下りばかり延々と続くのも疲れるものでペースが徐々に落ちてきた。横尾から宿に「遅れる」と電話を入れると、「ごちそうを作って待っています」と、返ってきた。

 宿では生ビールの旨かったこと…。食後に反省会をしたが、自家発電のため9時が消灯だ、程ほどに切り上げ床に就くと窓の外が明るい、覗いてみると大きな星が輝いていて、しばし皆で見とれていた。

 翌朝は穂高神社に参拝し、無事登れたお礼参りをした。明神池は神秘的な霧が立ち込めていた。帰りは上高地まで梓川の右岸の木道を歩き、幻想的な上高地の景色を楽しみ、今回の山行の締めくくりとした。          (澤田眞次 記)

【写真撮影:澤田眞次

風もあるので防寒対策をして出発

朝の槍は霧の中です

しっかり3点確保で登ります

梯子も慎重に

霧が高度感をなくしてくれる

 最後の梯子です

案外早く登れました

バンザイ

三角点?

下山専用の梯子で下ります

下りの方が難しく時間がかかる 梯子と鎖で…
最後の鎖場です いよいよ槍と別れ槍沢を下ります

穂先は、まだ霧をまとっています

殺生ヒュッテを左に見て

霧も少しずつ晴れてきた 槍の穂先も大分見えてきた
殺生ヒュッテの分岐にて 穂先がはっきり見えてきた
槍の上を飛行機が 雪渓が解けその下からチングルマが
涼しい雪渓を行く すっかり晴れました
灌木が出てきた道を行く 冷たい水場で一休みです
お花畑を下る ちょっと急な雪渓です
もう槍も見えなくなりました 「大曲り」ここで一休みです
小屋跡のキャンプ地 樹林を下る
槍沢ロッジに着きました。樹間から槍が見えます ここで昼食にしました
道は大分平坦になってきたが… 二ノ俣の橋です
ホタルブクロ 川沿いの涼しい道です
やっと、懐かしい横尾に着きました 氷壁の宿、徳沢園です
徳沢のキャンプ場 ヤマアジサイ
やっと明神に着きました 明神岳と明神橋
小屋が見えて元気が出ます 今宵の宿です、風呂に入れます
成功を祝し乾杯
穂高神社へ参拝 歴史ある嘉門次小屋
帰りは梓川の右岸の木道を行く この辺りの梓川は幻想的だ
今年は穂高が見えない

登山クラブへ