(メンバー)信岡雄蔵、元木政彦、藤井哲夫・和子、(甲斐道代、榊恵子)
15日(日)福岡空港 10:25 FDA 202で信州松本空港11:50着。スキーバス・ライナー白馬で松本街道・千国街道の安曇野〜大町を経由して白馬村へ。沿線に連なる北アルプスの白雪を被った山嶺を眺めながら、14:40宿舎の「栂池観光ホテル」に着く。スキー用具などの荷を解き、明日の準備をして湯に浸かりくつろぐ。
翌朝7時の早い朝食、8時半リフトの運転開始。スキーの準備をしてリフト券購入、ゲレンデへ。
ホテル前の〈鐘の鳴る丘ゲレンデ〉は、50haにも及ぶ広大な斜面で、リフトが6基も並んでいるが、まだスキーヤー・ボーダーが少なく間引き運転だ。真っ白に雪を纏った明るいゲレンデに、どこまでも澄み切った雲ひとつない青空が広がり、飛行機雲が直線の白いラインを鮮やかに描いていく。リフトを使って上部のゲレンデへ移動しながら、今年最初の滑走を試みる。いやー、感触はいい! みんな一緒に滑降して栂池ゴンドラ・イヴで最上部の栂の森(標高1,680m)へ上がり、あとは思い思いに滑降を楽しむ。朝からの天候は全く変わらず終日青空が広がり、快適なスキーが楽しめた。
3日目は朝から終日曇りで雪もちらついたが、それぞれにコースを選び一日滑ることは出来た。
※帰りのハプニング:
10:00のチェックアウト後、女性は土産調達に、男性は《栂の湯温泉》へと出かけたが、オープンは12:00からで、暫く時を過ごし入浴、好い湯だった。13:10帰路のバスで空港へと向かったが、途中でツアー会社からお世話役のKさんに電話が入り“松本に向かうはずの航空機が飛ばず、今日は福岡へのフライトがない”と云う。“ひエーッ”と嘆息し、松本に泊まるかJRで帰るか?善後策を考えていると、バスの運転手は“空港に行っても無駄だから、JR松本駅に直行します”と進路を変えてくれた。駅の〈緑の窓口〉ではJRのチケットを求めて行列が並ぶ、我々は松本〜名古屋の中央本線特急(しなの18号)と、名古屋〜博多の新幹線(のぞみ)を何とか確保できたが(一人20,260円)、さらに中央本線は“事故があって延着する”という…もう成り行きに任せて待つしかない。
スキーとキャリーバッグを引いて列車の乗り降り、ホームの移動も大変と急遽、駅舎を出てコンビニへ行き、宅配を依頼する。暫く待って到着の列車に乗り込み、塩尻〜木曽福島〜名古屋へと、久しぶりの特急列車の旅…。車窓に移り行く山間の雪景色や木曽川の美しい流れなどを眺めていたが、木曽福島では昨年秋の木曽御嶽山の噴火による遭難者を思い心を曇らせる。名古屋で新幹線に乗り換え博多へ…15日の出発時に預けていた車を引き取りに、空港パーキングに戻って、このスキーツアーを終えた。 報告文・写真 藤井哲夫
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