参 加 者　 ：  澤田S、大�M、澤田R、石内、榊                     

    当初は６日に８人で行く予定にしていたが、当日の九重の降水確率は80％になり、中止した。しかしながら、あまりにも残念なので、行けるメンバーだけ５名で７日に行くことにした。

登山口は瀬の本からにした。歩き始めは林道だが、２０分程歩くといつの間にか山道になっていた。始めはスギ林の中だが、途中馬酔木の茂みなどもあって変化が有って楽しい。足元は雨の後で滑りやすい道で、慎重に行動する。１時間２０分で展望のいい場所に出た。阿蘇の山並みが見え、手前に瀬の本高原が広がっている。周りにはチラホラとミヤマキリシマが出てきた。もう散っている木も混ざっている。しかし頂上では、もう少し遅いだろうと希望を持って登る。間もなく視野が広がり笹原の中にミヤマキリシマが見られる平坦地になった。

   岩井川岳まで歩き一休み、朝が早かったのでここで、頂上まで登れるようエネルギー補給をした。最後の登りはちょっと急だが、紅ドウダンツツジに慰められながら頑張り、少し予定より遅れたが無事登った。ここからは一面のツツジと向かいの星生山がすっぽりピンクの衣装を着けた姿が見られた。ツツジに囲まれ、ここで食事、周りにも多くのグループが食事していた。当初の計画では星生山に登る計画だったが、登りで花と遊び過ぎ遅れてしまったので、星生山はあきらめ、牧ノ戸峠に下ることにする。

ツツジの中を快適に下り扇ヶ鼻の分岐あたりから振り返ると、扇ヶ鼻もピンクのベールをかぶっていた。こちらのコースは平日とはいえ花のシーズンだけあって混雑しており、沓掛山では行列で順番待ちになった。下山後は、まきばの温泉館に寄って気持ちのいい汗を流した。何回もこの季節の扇ヶ鼻に登ったが、今回が一番タイミングのいい登山だった。

                                                                              【文：澤田眞次】
                                                                              【写真：澤田眞次−Ｓ、大�M−Ｏ】

瀬の本登山口です−Ｓ
　　

山道に入りました−Ｓ

馬酔木の林です−Ｓ

扇ヶ鼻の斜面−O