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  涸沢岳(カラサワダケ 3,110m) <長野県・岐阜県> 2012年8月6日~7日

   

参加者: 澤田S、大宅、澤田R゜林゜(中村、友清゜石内゜) ゜は女性
第1、2日目
   上高地~穂高岳山荘
6日: 今年の活動の目玉としてアルプス例会を計画した。いくつかの候補を挙げたが、奥穂高岳は日本を代表する名峰であることと、まだ登ったことがない人、登ったが、随分昔になったと言う人のために奥穂高岳を計画した。
メンバーは7名、新島々からバスで上高地に入る。中の湯あたりで少し雨が降ってきた。釜トンネルを抜けると左に焼岳が頂上まで見えている。バスターミナルで、出発の準備、食事の補給もする。計画通りの時間に出発。河童橋からの穂高はすっぽり雲の中、幸い雨は止んだが、下山してくる人は雨具を着ていて、上では結構降っていた様子だ。標準時間通り3時間歩いて、横尾山荘に着く。早速風呂に入り、食事、登頂を祈念して乾杯。
7日: 5時38分出発、本谷橋までは、なだらかな道なのでスタートの足慣らしにいい感じだ。左に屏風岩を見ながら、快適に本谷橋に着く。ここで一息入れる。ここからは高度が上がり徐々に苦しくなるので多めに休みを取りながら、予定の時間に涸沢ヒュッテに着いた。快晴の青空に穂高、涸沢岳、涸沢鑓が美しい。まとまった休憩をとって、これからの登りに備える。雪渓が思っていたより多く残っていて、雪渓を横切りながら、高度を稼ぐ。ザイテングラードの取付には、いい休憩場所があるので、そこで早めの食事をした。ここからはぐんぐん高度が上るが、空気が薄くなるので苦しい登りが続くが、ほぼ標準時間で穂高岳山荘に到着した。少し雲が出ているが、涸沢のテントが小さく見え、常念岳は雲間から時々頂上を見せている。
宿泊の手続きをして、一休み後有志で涸沢岳を往復することにした。「帰ってきたらコーヒーを立てておきます」と、言ってくれる。4人で涸沢岳を目指す。雲がかかってきて遠望は出来ないが、頂上は結構高度感があった。帰ってくるとコーヒーの準備が出来ていた。3,000mまでコンロ等担ぎ上げてくれ感謝、感謝。うまいコーヒーにブランデーまで入れて。
贅沢な時間を過ごした。
21時ごろトイレに起きると、満天の星だ、明日が期待できる。夜中風が強く、うなり音がしている、朝まで続くのか心配しながらうとうとした。 (澤田眞次 記)


【写真撮影:澤田眞次

:友清節子-T】

焼岳頂上は雲の中

バスターミナルを出発

穂高はすっぽり雲の中

明神で一休み

梓川を左に見て

雨が止み明神岳が見えてきた

 いよいよ横尾が近づいてきた

横尾山荘に到着しました

成功を祈念して乾杯

朝食をしっかり食べます

いよいよ出発です
この橋が涸沢への入り口です 屏風岩が見えてきた
本谷橋に着きました 本谷橋を過ぎるといよいよ登りになる
涸沢近くになると雪渓が-T 涸沢岳と今宵の宿、穂高岳山荘が見えてきました
明日登る奥穂高岳も見えている 涸沢ロッジから見る涸沢カール
お花畑 この道を通ってザイテングラードへ取付く
先程居たロッジが小さく見える ザイテングラードは急登です
ザイテンの登りでは何回か休みながら-T 梯子やくさりで・・・
更に続いて 今日の最後の苦しい登りです
やっと着きました2,983m
涸沢岳にて
涸沢岳のチシマギキョウ 贅沢なコーヒータイム
夕日に輝く常念岳

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