2006年2月25日(土)〜26日(日)

仰烏帽子山(のけぼしやま 1,302m)      熊本県球磨五木村

                福寿草観賞登山
( メンバー )
 

      松九会登山クラブ:藤井哲夫、藤尾明、澤田眞次、原田和夫 

      福岡まいづる山岳会:一山 了  

(コースタイム)

大野城7:00=9:50元井谷林道飯場跡P9:55…元井谷登山口10:00…10:35小休…11:50水場…11:20尾根・仰烏帽子山分岐…仏石経由…12:00石庭楽園(福寿草群落地・昼食)12:30…仏石経由…13:20尾根・分岐…14:35登山口=樅木吊橋=佐倉荘(泊)

 松橋I.Cから大通峠を経由して例年のように椎原谷川から登る予定だったが、車は1台だし元井谷から入っても駐車はなんとかなりそうだと思ってハンドルを切った。登山口までの道路脇には既に駐車の列があったが、奧へ進むと林道開発の飯場跡に余裕があったので停める。

 登山口へ戻ると入口のすぐ左にふくじゅそうが一輪、黄色い花びらを開かせている。見上げるとそこそこに花が…やあ、増えたのかなぁ…。登り出すとやはり水害の名残で幾分か登山道は荒れているが、花への影響は少なさそうだ。元井谷側からは久しぶりの登路で左右に目を配るが、花の開きが少ない。初めての原田さんはカメラのシャッターを押すのに余念がない。人も少なく静かな雰囲気の中、ゆっくりしたペースで登る。

 仏石の下の広場にはたくさんの花!…ここが一番多いのでは?、人もカメラも多い。そのまま左の杉林を登り詰め最奧の群生地に進むと、カヤトの広場あたりは風が強く日も陰り寒さが増してくる。風を避けて奧へ回り昼食タイム、指が冷えてお箸がうまく使えないほど…。一息入れて戻ると午後からの日差しに、さながらパラボラアンテナのように、ふくじゅそうが一斉に花弁を開き、黄金色にキラキラと輝いている。今日は奧の群生と、仏石付近、谷筋と3ヵ所の花の群落を見ることができて、たまにはコースを変えても良いもんだ、と思った。本当によかった。

 時間も余り、五家荘初めての原田さんに、新しい五木の町と樅木の吊橋を渡ってもらって民宿の佐倉荘へ。ほかの泊まり客がなく、ゆっくり檜風呂で温まる。夕食は佐倉荘心づくしの山の幸!五家ビールも味わえ、料理も堪能して就寝。雨の夜が更ける。

 翌日、登山予定をやめ二本杉峠を越えて、雨と濃い霧の中連続カーブを下り、砥用経由帰宅。                                  

                          (藤井哲夫 記)

 

午前7:00にJR大野城駅西口集合。藤井さんの車に乗り込み、太宰府I.Cより九州道に入り松橋I.Cで降りました。

五木村の元井谷登山口より登山開始。

しばらく登るとチラホラと可愛い福寿草が見られる。

仏石分岐からは仰烏帽子山山頂方向へは進まず、仏石周辺の福寿草群落方面に向かう。

昼食を済ませた後、福寿草と一緒に記念写真を撮ったがカメラの調子が悪く画像ファイルが壊れてしまいました。
今年の新年登山「在自山」の時、カメラが濡れたせいだろうか。新しいカメラの買い時だな。(山から帰った次の日、早速新しいカメラを買いました)

綺麗な福寿草の画像はいくつか残っていたので助かりました。

午前中は曇っていたので福寿草はあまり開いていませんでしたが下山時はたくさん開いていました。

太陽の光を受けて輝く福寿草は金色に輝いています。

 

下山後、宿に行くにはまだまだ早過ぎるので樅木の吊り橋に寄りました。

素敵な吊り橋が2本有りました。昔は葛で造ってあったそうですが今は木材をふんだんに使ってあり頑丈に出来ています。あんまり揺れませんでした。

 

八代郡泉村にある民宿「佐倉荘」が今夜の宿です。昔は五家荘と言っていた所です。なんでも「五」の文字が付く場所は平家の落人が潜んだという事らしいです。
食べきれないほどの山里料理に舌鼓を打ちました。山鳥、ニジマス、猪、ヤマメ、フキノトウ、ウズラの丸焼きなどなど。1泊2食で一人8,000円ぐらいでした。
夕方から雨になり、翌日も小雨が降りました。どこにも寄らずに御船I.Cから九州道に入り筑紫野I.Cで降り戻ってきました。可愛い福寿草が見られて楽しい登山でした。交通費(ガソリン代・高速代)も割り勘で3000円で済みました。運転してくださった藤井さん有り難う御座いました。お疲れさまでした。

(原田和夫 記)