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    @雁俣山(かりまたやま 1315m) 〈熊本・美里〉 〜 五家宿泊   2010年2月27日(土)  曇り
     A仰烏帽子山(のけぼしやま 1301.8m) ふくじゅそう観賞 〈熊本・山江 〉  2月28日(日) 晴れ 


<メンバー> 
  松 九 会 登山クラブ:藤井哲夫、澤田眞次、信岡雄蔵、原田和夫、大宅道雄、西田初夫、林幸子
  福岡まいづる山岳会:石内美佐子、
澤田律、友清節子、岡田博美、徳永紀代、藤井和子、
               杉民子
                
<コースタイム> 
 
  ●27日(土)   博多駅 8:00 - 太宰府IC - 松橋IC - (R218) -砥用 - (R445) - 二本杉峠P 11:20 - 
   12:40 雁俣山山頂 13:10 - (黒原部落コース) - 分岐 14:30 - 14:40 二本杉P - 佐倉荘

  ●28日(日) 佐倉荘 7:40 - (R445) 五木 - 太平トンネル - (川辺川越えて相良方面へ) - 人吉・椎葉 
   分岐 (仰烏帽子山登山口標識あり) - (椎葉谷川沿い上流へ) - 椎葉谷登山口P 9:15 -牛の鼻ぐり 
   9:35 - 仏の徳利穴 10:20 - 仏石 10:50 - 仏石・仰烏帽子分岐 11:05 - 仰烏帽子山頂 11:55 - 
   12:05 昼食 12:40 - 13:10 分岐 13:15(元井谷コースへ) - 福寿草の群生地 - 14:25 元井谷登山口
    - 五木温泉 - (R25) - 大通越 - 宮原 (R3) - 松橋IC -太宰府IC - 博多駅

第一日目 今回は二日目のコースを考え、かつ参加者が揃ったのでマイクロバスを借り切っての 
(2月27日)  山行となった。予定どうり博多駅を出発。高速道を降りてR218を美里(砥用)方面へ。 
       三和を右折しR445に入るが、途中からの山道はカーブも多く、道が極端に狭く普通の 
       車でも困難なところ。マイクロバスではなおのこと。運転手の方も初めてとのことで汗 
       をかきかきであった。 

       明日の本番に備えての足慣らしと、宿への到着時間の調整を兼ねて、途中の雁俣山 
       へ登ることにした。二本杉峠の駐車場横の登山口から10分位で「黒原部落」との分岐 
       に出るがそのまま直進。1時間強で山頂に着く。30分ほど昼食休憩をとり下山。ルート
       の途中から、黒原部落へのコースに入る。以前にも入ったルートであったが、途中に
       大きな作業林道が現れてコースが分からなくなった。地図と方角で粗方の確認をして、
       とりあえず作業道を下る。しばらく進むと見覚えのある石楠花の林が現れたので間違い
       ないとホットした。ところがその先に、大きな犬が放し飼いされていて吼えまくっていた。

       どうやら個人の敷地の中を横切っているようだ。少し先で再び山道に入り、無事分岐を
       経由して駐車場へ。次にまた入ることがあれば「黒原部落」コースは避けたいところで
       ある。「梅の木轟公園」吊橋に寄って、民宿「佐倉荘」へ。夜は食べきらないほどの美
       味しい山里料理と、美味しいお酒でおおいに盛り上がった。


第二日目 前夜の雨もあがり、朝から明るい日差しが照っている。でも山道が少しばかり心配であ
(2月28日)  る。朝食を済ませ、女将さんの心こもった手作りのお弁当をもらって出発。
       R455を更に南下し五木へ。太平トンネルを過ぎたあたりで、川辺川を渡り対岸の道を
       椎葉へ行く予定だが、ダム工事の関係で道が新しくなっており分からない。迷っている
       ところで地元の人に尋ねると、なんと案内してくれるとのこと。人吉と椎葉との分かれ道
       のところまで連れていってもらう。ありがたかった。そこから椎葉谷川沿いを上流へ狭い
       道を上がり、「椎葉谷登山口」へ。登山口には既に多くの先客があり、車の駐車スペー
       スもない状態。バスは予定通りに「元井谷登山口」へ先回りしてもらう。
       椎葉谷からのルートでは福寿草は出会うことはない。前夜の雨でかなり滑りやすくなっ
       ている。下りの元井谷の方がもっと滑るだろう。

       沢伝いと仏石とのコースの分岐では、福寿草に会ってから頂上にとのことで仏石コー
       スへ。沢から離れ、植林の中の急坂を登る。石灰岩質の切り立った岩が並ぶ間を進ん
       で行くと仏石に着いた。このあたりから目当ての福寿草がたくさん顔を見せてくれる。
       一息入れて、時間の都合でお花畑は諦めて山頂への鎖場を登り、仏石分岐へ。ここを
       左へ進み、尾根の左斜面の細かなアップダウンを繰り返しながら冬枯れの林の中を登
       る。山頂直下の急坂を登り切ると、大展望の山頂に到着。快晴の中、市房山や白髪岳
       など五家荘の山々が一望できた。登山者が多く狭い山頂なので交代で記念写真をとり、   
       そそくさと下山。少し戻って日当たりのいいところで昼食をとる。

       仏石分岐へ戻り、そこから左の元井谷へ下っていく。急斜面のうえ前夜の雨で一層ぬ
       かるんで滑りやすいので慎重に足を運ぶ。そんな中、福寿草の大群落が出迎えてくれ
       た。皆大歓声である。佐倉荘の女将さんの話では、今年は少し小振りとのことだが、数
       は大満足であった。元井谷登山口ではバスが出迎えてくれており、そのまま五木温泉
       へ。降りてきた登山口で監視員の方からの情報で、R25の入口で無料温泉券をゲット。
       全員で7,000円分だ。これまた大満足。更に、天気にも恵まれ全員怪我も無く気持ちよく
       帰途についた。                    (大宅道雄 記)

 
 
【写真撮影  :原田和夫】

二本杉峠P
登山前のストレッチ

雁俣山に向けて出発

道標ははっきりしている

急坂を登る

余裕の微笑み?

山頂に着いた

雁俣山山頂で記念撮影

ここで昼食

少し見晴らしが良くなった

下山

二本杉峠Pに戻ってきました

「梅の木轟公園」の吊橋を渡る

梅の木轟の滝に向かう

見事な滝があった

しばし滝を観賞

五家荘・佐倉荘での夕食

乾杯

朝食

食事風景

宿の前で

椎葉谷登山口から仰烏帽子山を目指す

標識に従って進む

牛の鼻ぐり岩というのがあった

岩の多い登山路を進む

福寿草が見えてきました

仰烏帽子山山頂へと急ぐ

明るい林の中を進む

山頂は間近

仰烏帽子山山頂で記念撮影

見晴らしが良い

山頂は狭いので少し下って昼食

下山

ヤマシャクヤクの芽を発見

福寿草の群生地に出ました

道端の福寿草を見ながら下山

元井谷登山口に着きました

五木温泉入浴後帰福

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