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くじゅう登山会(扇ヶ鼻登山・花公園散策) 6月18日(土)~19日(日) 雨   

 参加者:32(登山希望・女性7、男性12、散策希望・女性7、男性6)

 数日前から予報に一喜一憂していたが、季節はまさしく梅雨真っ只中。バスは随所で皆さんを乗せて九重ICで降り、四季彩ロードを長者原へ出る。やまなみを登ると牧の戸峠から沓掛山にかけてガスが上昇し、なんだか明るくなり“よッしゃあ、登れるぞ!”と、気をはやらせたが、牧の戸駐車場に入ると無情の雨・風も出て、しばらく思案する。23の人は雨具を着てスパッツを着け、出かける準備に怠りない。駐車場には自家用車やマイクロバスなどでほぼ満車。多くの登山者はみな雨具を着て濃いガスの中、沓掛山の登山道へと入っていく。

 この天候に、私たちのグループが登山と散策に分かれては、折角の記念行事の印象・思い出が、分散するような、そんな気がして雨中の登山を断念。みな同一の行動をとることにして、瀬の本・三愛レストハウスへ下った。お昼にも近かったので、食事の場所をお願いしたら快く2階のレストランを提供頂き、缶ビールと持参の弁当で和やかな昼食会となった。

 見上げるくじゅうの山々はすっぽりと霧に覆われ、姿も見せない。花公園に移動し、小雨の中傘をさしての散策となったが、ラベンダーの紫も細く背丈も小さく見ごろの花はなかった。ガンジーファームに移りバスを降りたが、お土産を求めるだけで終わり、長湯温泉直入町と交流都市のドイツ村へ寄ってみたが、自家用車が1台出て行き、次に入ってきた車もすぐにUターンして行った。村へ入ると、昔あった温泉施設もドイツ物産の商業施設も、簡易宿泊施設も閉鎖されていた。

 国民宿舎直入荘に着き、それぞれ休息の後、炭酸泉の温泉と露天風呂に入る。昔は湯船に浸かると、シュワーと炭酸の細やかな気泡が体全身にまつわりつき、効能あらかたな気分になっていたが、ここは何も変化が見られなかった。

 夜の宴会懇親会は、生ビールの準備がスムーズに出来ず、半数は瓶ビールで乾杯することになり、些か白けて申し訳なかった。今日入荷したという“ドブロク”や“冷酒”は美味しかった。

食後は、2階の大広間を貸していただき、山の唄の大合唱など、二次会を楽しく過ごす。その後はそれぞれの部屋で…。

 朝、まだ雨が降り続いている。“道の駅ながゆ温泉”と“おんせん市場”へ寄って買い物。長者原へ戻りビジターセンターへ。くじゅうの四季DVDを視聴し、予定の“タデ原湿原”の周回観察は中止。くじゅう野の花の郷へ下るが、途中でバスの後部から煙が出て焼けた臭いが!…。みな降りて傘を手に歩く。昼食を予約の〈野の花の郷〉からは“今どこですか?”と度々携帯が鳴る。下り勾配の道だが結構疲れるくらい歩いた。健康志向の“不老長寿御膳”で昼食。その後、花園をガイドして頂いたが、やはり花が少なく“はなしのぶ”のみ見ることができたが、九重“夢”大吊橋は断念して帰路についた。

折角の記念行事であったが、梅雨には勝てなかった。ご参加ありがとうございました。 (藤 井 哲 夫 記)

◆東北大震災義捐金について◆

 首記、先般の4月総会後の懇親会において、募金をお願いしましたところ、17,500円の浄財を頂きました。さらに、総会でご提案頂きました通り、まいづる山岳会の会計から 100,000円を拠出し、

 合計 117,500を、西日本新聞民生事業団を通じて、日本赤十字社に送っていただきました。

 個人的に募金頂いた方、大変ありがとうございました。

【写真撮影:原田和夫】


雨のため山登りは断念し、三愛レストハウスで昼食

九重花公園を見学

野草のエリアへと進む

フナバラソウ(舟腹草)

シライトソウ(白糸草)

一面のリビングストンデイジー

 そろそろ玄関に戻ろう

雨のため花壇の花々はあまり開いていない

全員揃って記念撮影
ガンジーファームに寄る ソフトクリームを食べたりお土産を買ったり
国民宿舎直入荘に着き、温泉入浴後、夕食 美味しい食事に舌鼓
福岡まいづる山岳会創立15周年記念
九州縦断山行の旗
福岡まいづる山岳会の会旗
福岡まいづる山岳会の会旗(国体用) 福岡まいづる山岳会創立40周年記念登山
ネパール遠征山行の旗
旗に書かれている自分の名前や懐かしい名前を捜す
会長のお話
岸田さんのお話 山の唄も合唱

ネパール遠征の面々

翌朝も雨模様(宿の窓から)

出発前、宿のロビーでキナバルのDVDを見る 宿を出発
長湯温泉の「おんせん市場」でお土産を買う 昼食場所に向かう途中バスから煙が…
全員バスから降りて昼食場所まで歩く イチヤクソウ(一薬草)
コガクウツギ(小萼空木) くじゅう野の花の郷」で「不老長寿御膳」を頂く
ハナシノブ(花忍) ママコナ(飯子菜)

長者原ビジターセンター

くじゅうの四季」のDVDを観賞して帰福

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