<メンバー>
松 九 会
登山クラブ:藤井哲夫、澤田眞次、信岡雄蔵、宮脇彪、西川光明、原田和夫、西田初夫、加藤敏明、
西儀務、峰藤明、(林幸子、松井久美子、白井安枝、徳永紀代、{元木正彦・宇佐より})
福岡まいづる山岳会:中村正義、石内美佐子、児玉かめ子、澤田律、友清節子
<コースタイム>
博多駅7:30=山田S.A8:30=9:03九重I.C=10:00白水鉱泉登山口P10:15…10:45休憩10:55…13:15前岳山頂(昼食)14:05…16:07白水分かれ…16:40登山口P17:00=
マイクロバス(貸切)で博多駅を出発、久しぶりにくじゅう十三曲りを通る。運転しなくてよいので周囲が見渡せ、九酔渓に流れ落ちるいくつかの滝を見ることができた。
登山口の白水鉱泉には軽トラックや乗用車で水汲み(炭酸泉)のポリタンクが並び、我々登山者は水飲みもままならない。キャンプ場を通ってだんだん急になる山道を登る。足もとには小さな白い花を付けたユキザサや、ツクバネソウ(羽子板の羽根に似た)が咲いている。やがて頭上にピンクの見事なシャクナゲが顔尾を並べ、高度を上げるほどに左右にもその数を増して見事だ。遠くに由布岳の双耳峰が青空に浮かんで望め、シャクナゲのトンネルにはカメラの出番が続く。急な山道やいくつかの岩場を乗り越えて、喘ぎながら休んだり…休んだり…、息を整えては歩く…で、遅れ気味に前岳山頂に着く。
昼食を済ませ、黒岳(高塚山)へは諦めて山頂で記念撮影に納まり往路を下山。苔むした岩場や段差のある岩場など慎重に下る。大きな岩が積み重なった岩穴からは白い水蒸気も見え、ヒンヤリとした冷気が噴き出し、オゾンを吸ってホット息をつく。
長い下りを終えて登山口着。炭酸水を口にしてバスでやまなみハイウェイ沿いの「やまなみ牧場“まきばの温泉館”」で一風呂浴びて帰る。
今年のツクシシャクナゲの群落は、見頃ではあったが花の数が少なめであった。 (藤井哲夫 記)
【写真撮影 :原田和夫】
|