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草津国際スキー(群馬県)     平成29年2月5日(日)~8日(水)    


草津国際スキーツアー報告

 “草津よいとこ一度はおいで…”の音頭に誘われた訳ではないが、昨年1月に滑った草津温泉スキー場へ再度訪れた。

参加メンバー 信岡、元木、松井、榊、甲斐
期  日  2017.2.5(日)~8(水)4日間 夕・朝食付き
集  合  5日 11:30福岡空港第2ターミナルANAカウンター前
出  発  5日 福岡空港ANA 252 12:40=14:15羽田空港=シャトルバス15:00
                =19:00草津温泉・ナウリゾートホテル(宿泊)
帰  路  8日 ホテルシャトルバス9:00=13:10羽田空港ANA 265=19:00福岡空港
宿  舎       草津ナウリゾートホテル(標高1,200m)のマウンテンリゾート
           〠377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津750 ☎0279-85-5111
費  用        55,000(航空機・バス・夕朝食・♨・リフト1日券・その他)
          ※リフト1日券追加@3,800要予約現地購入・シニア割引あり(60歳以上)
コ ー ス      10本:最長距離3,500m、斜度13/30
リ フ ト      12基:最長・白根火山ロープウエイ2,400m

  2月5日早朝より雨模様、小生傘を持つのが嫌なので、まだ少し早いがバスに乗って空港へ向かう。
藤井兄貴へ到着した事、待合場所確認の電話をする。何か暗い、予感が走る。藤井夫妻に何かがあったようだ。詳しくは甲斐さんに聞いてくれとのこと、やがてメンバー5人集合。友清さん、兄貴夫妻がいなく少しがっかり…(酒の相手がいない)。飛行は順調に、毎回ながら元木氏は行方不明、機内で一人酒盛り、寂しい…。藤井氏の愛妻、過呼吸症状で救急車で緊急入院?だとか、で今回はキャンセル。和子さんの早い回復を祈る。

  ANA252 12時40分発,羽田空港14時05分着陸、予定が何と10分も早く着く。私も長年飛行機に乗っているが、早く着いたのは初めてであった。シャトルバス乗り場に移動、バスには我々5人と別に老夫婦の7人でホテルに向かう。東京タワー、ツインタワー、フジテレビと、お上りさんと化し…、窓外にはどこにも雪が見当たらない、本当にスキーは出来るのか??。途中2度トイレ休憩を取り、無事ホテル到着。雪は草津の駅名を見たとたんに雪だ、あった雪がある。

  PM8:00 部屋割りを終え、まず食事。荷物はそのまま、バイキング(注・ここは朝、夕食すべてバイキング)。まず怪我のないことを祈り、乾杯。それぞれが食材の調達に散会、宴の開催…お腹が満腹、それぞれ部屋に戻り荷物の整理、風呂に行く。ここは草津の湯!日本一の温泉だ。名峰白根山から湧き出る源泉、湯本は75度熱い、しかし素晴らしい、明日に向かってゆったりと湯につかる。今回の草津スキーツアーは2回目で泊まる宿も昨年と同じだ。このホテルはスキー客を泊まらせるホテルではなく、リゾートホテルなのでスキー、靴の置き場がない(だから大変、部屋の中にはスキー靴、ウインドセーター、手袋など、用具が並ぶ)

  1日目:9時半、スキー用具を部屋から持ち出し装着、送迎バスでゲレンデへ。まず、天狗ロマンス431mで足慣らしを2回、次に天狗山クワッド829mと雪は良い。小生は途中、ショットコブコブに挑戦、急ながら何とか良かったのだが、最後のなだらかに息が切れ過呼吸状態。先に降りた榊さん、甲斐さんが心配してくれていた。もう一度天狗山クワッドに挑戦、元木氏が居ない?甲斐さんに電話依頼、が電池切れ、小生が電話、すぐ後ろの建物で着信音、リフト券をトイレで落としたとか。

 今度は皆で、殺生クワッド経由白根火山ロープウエイ2,400mに行けたら頂上に行く事とする、殺生クワッドは藤井さんが好きなシャクナゲ群落の上をリフトが行く、季節での賑わいが見えるようだ。しかし寒い、寒い風は横殴り、雹も顔を打つ、股にあるなにかも凍りそうだ。ロープウエイ駅ではまず皆トイレに寄る

 白根火山ロープウエイ標高2,000m。頂上は零下10度、風と雪で全く見えない。もちろん頂上なんて歩くこともできない。全長3,000mの清水沢コースは最大斜度33度、深呼吸し、トップ小生から滑る、何も見えず足元のスキーもどっちを向いているのかもわからず、ルートの端にて曲がりを繰り返し滑る、滑る。2~3回皆を待ち、先行する。このロープウエイに乗り、これを2回繰り返す。昼食、元木氏少し元気がない、君は金持ちなので券を買えと叱る。昼食後下まで滑る。元木氏が先に帰るというので、我々も2本で本日は終わりにする。夕食、バイキングだ。3人の淑女の食欲には圧倒される。どこにあんだけの物が入るのか考える。

  2日目:今日は昨年停まっていた殺生青葉ロマンス第1リフト242mも乗れた。雪は最高、皆も快適に滑っている。しかし寒い、滑るたびにトイレに入る。素晴らしいスラロームと雪質、ギシギシと雪が鳴る。これで、周りが見えたら最高なのだが、天は二物を与えてくれない。何本か滑り、殺生クワッドに向かう先に3人の淑女がリフトに乗って先行、私が乗るリフトの足元に見たような片方のスキー板が残されている。前を見ると1人が片方しかスキーを履いていない。我々グループの誰かだ。着いてみるとやっぱりだ。スキーを装着する際の靴の雪が邪魔して、完全に装着してないとこんなミスを犯す。連絡し、パトロールから目出度く回収してもらい事なきを得る。

 今度はストック、リフトの上からカメラを構えたらストックが手を離れ落とす。これはストックの握り紐が緩く、手から外れることが原因でよくあること。これもパトロールに回収を願った。何やら、かにやらあったが、無事に福岡まで帰ってまいりました。最後に元木氏のスキー板を置き忘れてしまうことまで、私が関わった事。

 藤井さんが行けなくなり、飲み仲間が居なく寂しく、酒もあまり飲まず健康的にスキーができました。草津は温泉よし、雪よし、スキーよし、楽しくツアーが終えてよかった。有難う藤井さん。                                                  
                                                                   報告 信岡雄蔵

                                                    (写真 甲斐道代)




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