2006年6月5日(月)〜6月7日(水)

金峰山2,595m)・瑞牆山みずがきやま2,230m)  長野県・山梨県


八ケ岳登山を終えて松下電器山岳会と別れ、更に7日まで延長して奥秩父の金峰山・瑞牆山(みずかきやま)に登った。瑞牆山登山口から富士見平、大日岩を経て、金峰山小屋へ、小屋の前からは、明日登る瑞牆山が夕日に映え美しく逞しい姿を現している。翌日も晴れ、金峰山(2,595m)へ、頂上では富士山を始め南アルプス、八ヶ岳連峰がすばらしい。名残惜しいが富士見平まで戻り、瑞牆山(2,230m)へ、荷物は富士見平に置いてきたが、岩々岩の連続で苦しい登りが続く、最後はロープを頼りに岩ばかりの頂上に立った。今朝登った金峰山を眺め、よく歩いた自分をほめて下山。夜は増富ラジウム温泉で四日間の疲れを落とした。                 澤田眞次 記)

・4日(日)美濃戸山荘前で松下メンバーと来年九州での再会を約し別れ、次の目的地金峰山へと車で移動。
瑞牆山登山口の大きな駐車場から、満開をちょっと過ぎたミツバツツジに迎えられ富士見平、大日岩を経て岩場の続く尾根を金峰山小屋へ(16:00着)。小屋は?歳のまだ若い女性が1人で管理、受付をして貰いお茶うけに黒砂糖の接待。明日から予約がないので1人での小屋番です…と笑っていた。今日の客は14人?…なぜか九州人が多い(我々福岡に長崎、北九州…)。

夕食後、みなカメラを持って外へ出る。ちょうど夕日が沈む時間で瑞牆山からその後方に八ヶ岳・赤岳が霞んで見える。陽はだんだんと落ちていくが霞んだ中に、雲海が広がり、そのキャンバスに瑞牆山の峨々とした山稜が浮かび、一幅の墨絵を描いてくれる。やがて空も茜色に染まっていくが、寒くなって小屋に入り2階の小窓から腹ばいになって写す。こんな美しい感動的な夕景には初めて出会った
 ・5日(月):まず金峰山(2,599m)へ、20分ほどで山頂。晴れた山頂からは富士山・南アルプス八ヶ岳連峰を遠望して、岩尾根を下り富士見平へ戻り(不要な荷物をデポ)、瑞牆山への登路へ入る。緩やかな登りのあと、下りに下って天鳥川の沢を渡りシャクナゲの森(今年は蕾が少ないし花もこれから・開花時は登山客が多い)を登って、岩の連続を越えて大きな岩峰の瑞牆山山頂(2,230m)に到達する。早朝に登った金峰山の山頂や五丈岩、岩稜の尾根を振り返り眺めて下山。
 増富ラジウム温泉の民宿で4日間の疲れと汗を流して宿泊。翌日長駆大阪南港へ、7日帰福。
                                     (藤井哲夫 記)

参加者
            松九会登山クラブ : 
澤田眞次澤田 律藤井哲夫佐藤直之

                     
                      写真  
#…澤田眞次さん撮影 &…佐藤直之さん撮影

登山口で、瑞牆山の案内

富士見平への登り

 

 

富士見平小屋、瑞牆山と金峰山との分岐

夕日に映える瑞牆山、金峰山小屋より

金峰山登山道のキバナシャクナゲ

金峰山小屋前にて

 金峰山頂上にて

少しかすんでいるが富士山も見える

朝の瑞牆山、金峰山より

金峰山と五丈岩

アズマシャクナゲ

瑞牆山の岩場

頂上より瑞牆山の岩場

瑞牆山頂上にて

頂上直下の岩場

瑞牆山頂上より今朝登った金峰山を望む

無事完登を祝し、差し入れの山梨ワイン
で乾杯