2005年6月25日(土)
ウスキキヌガサダケ観賞登山 |
マイカーでの山行きが殆どだが、たまには電車でと出かけた。(登山口の駐車場確保が困難) 登山口は名水の汲み場にもなっており10数台程度の駐車場は満車。ここまでの道路にもあちこちに駐車が見られ、里山の低山だがこの山の人気が伺える?。そう、この山は知る人ぞ知る、黄色の網目状の笠をかぶり、神秘的な美しさを見せる「絶滅危惧種」に指定の”ウスキキヌガサダケ”が、例年6月下旬から10月初めにかけて腐葉土質の土に顔を見せるのだそうだ。 これを期待して多くの人が入山したのだろうが、このところず〜っと晴天続きで雨も降らず気温も高くで、残念ながら我々も初デートはできなかった。だが城山の山頂には小さな小屋があって、その中にはこの山に植生する植物や花の写真が、登山者から提供・展示されているが、その中でも特筆すべきは、ウスキキヌガサダケの”芽生え?から順に網を張り、成長するまでの一生”を、まさに神秘的なベールをまとう姿が、時系列的に十数カットの写真で展示されていて、感動ものであった。また、金山への縦走途中の石峠のすぐ上で黄色い花をつけたツチアケビを見ることができた。 金山の南岳〜北岳を往復し石峠から西側へ、緩やかな道を快適に下りて!炎熱のアスファルト道へ出た。目の前は住宅街入口で路上に「バス進入路」と書かれ、ちょうどその時バスが来た! みな手を振って”乗車の意思表示”をし進入路へ走ったが、運転手は気付いたのか?無視したのか?・・・すぐ先のバス停に待つこともなく行ってしまった・・・!。 通りがかった地元の奥さんにボヤキ、赤間駅までの道と歩行時間を尋ね、くわしく教えてもらう。頭上には太陽が・・・地上からは舗装道路の反射熱が・・・酷暑にバテ気味のみんな・・・、そのとき奥さんの解説に「・・・ここをまっすぐ行って、公民館を過ぎると酒屋さんがあって、次にNTT・・・」俄然みな元気に歩く。 街の小さな酒屋に大勢が?入り、エアコンの冷房と缶ビールで喉を潤し一息つく。この店には福岡市内ではあまり売られていない”芋の焼酎”があるとのことで、FさんとIさんが買い求めたが、店の奥さんは値段がわからなく(滅多に売れんのか?)、値段表を見たり電話で尋ねて解決。元気になった一行は、赤間駅から快速に乗り(うつらうつら)博多駅で解散した。 |
狙いは久しぶりに、福岡の東
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6月25日(土)
駅近くの県道より城山を望む |
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登山口の案内板
教育大側からの メインコースを登る
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駅から登山口まで20分程度 の晴天で登山口では汗で びっしょり、登山口の湧き 水でのどを潤し元気を取り 戻して登山開始。 9:07〜9:15 |
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よく整備された登山道を 登り始めた
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登山口より30分くらいの所で
三郎丸からとの分岐で小休止 9:43〜9:52 |
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城山頂上の標識 10:06〜10:26
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木のむくろに誰が植えたか ショウブが咲いていて慰め てくれた
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キヌガサタケは頂上の
赤馬山古城址の案内
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城山頂上で記念写真
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城山頂上の大きな石灯籠、 城跡はよく整備されている 赤馬山城の跡が広場に なっており休憩小屋もある
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城山頂上より金山を望む
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十分休憩したところで、
城山頂上より金山を目指して
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城山は山すその一部は杉林に なっているが、それ以外は自然 林が良く保護 されていて大きな 木も残っている。 里山でありながらこうして自然を 残して くれた方々に感謝したい
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自然林の中を金山へ快適に
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石峠にて小休止 10:58〜11:05
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ツチアケビの花(左)。 実(右…参考写真)は写真で見て 知っていたが花は初めてで、人に 聞いて 知った。 帰ってから調べたら間違いなく ツチアケビの花だった
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金山北岳317.4m 11:54〜12:07
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金山北岳で記念写真
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せっかくなので更に北岳まで 足を伸ばすことにする。南岳 より7m高い、南岳から見えな かった北の山々を見ることが できた。
金山北岳より孔大寺山を望む。 このコースは次の機会に−−− |
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317.4mの金山来北岳は風の通り がよくないので、南岳まで帰っ て食事することにした。
25分で金山南岳へ。頂上では 金山南岳310.4mにて昼食 12:20〜13:10 |
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下山は石峠まで戻ってから 岡垣方面へ向い赤間駅へ。
南岳より自然林の中を 石峠へ下る
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石峠からは岡垣方面へ下る
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石峠から数分で杉林に変わった
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丁度バスが前を走っていくので
手を振ったが止まってくれず、 駅まで歩くことになる 県道を1.5kmほど汗びしょになって 歩いて、やっと赤間駅へ 今年一番の大汗をかいた登山に 14:33 (澤田眞次) |