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常念岳(じょうねんだけ(2,857m)・蝶ヶ岳(ちょうがたけ(2,677m) 
MRCとのアルプス例会   実施日: 2015 8/7~8/10



参加者: 澤田S、友清゜澤田R゜
           (MRC) 久保田、小西、桜井、杉本、森家、桑名゜                           ゜は女性
                     
  今年は夏の遠征計画の希望者がなかったので中止にした。が、この夏どこへも行かないのはあまりにも寂しい。急遽パナソニック山岳会(MRC)のアルプス例会に参加したく打診したら、参加者が少なかったこともあり喜んで受け入れて戴いた。

  1日目は安曇野温泉に泊り、明日からの登山に備えゆっくり温泉に浸かる。夕食では明日からの登山を祈念しビールで乾杯した。

  2日目はいよいよ常念への登りだ。常念小屋までひたすら登りが続く。初めはなだらかで快適に進むが、高度が上がるにしたがって日頃の鍛錬不足が出てきて、結構苦しかった。河原での食事後は、いきなり胸突き八丁の登りになる。幸い新しい階段が出来ていてあまり苦労せずに登れた。が、小屋近くの最後の登りは急登だった。息を切らしながら登り終えた所で目の前がパッと開け、正面に常念小屋、その向こうに槍ヶ岳が暖かく迎えてくれた。

  時間が有ったので部屋に落ち着いた後、テラスで反省会だ。そしてビールで乾杯。今日は今シーズン2番目の混雑で食事の時は飲酒禁止。夜もちょっと窮屈な姿勢で寝た。


  3日目、いよいよ常念岳への登りの日だ。早起きし、食堂が開くのも待ち遠しく準備する。常念への登りはガラガラの石が多く、足を取られやすい。慎重に1歩1歩刻むように高度を上げていく。途中1回の休憩を取って、小屋から1時間半掛かってやっと頂上に着いた。

  頂上からの展望は素晴らしく、小屋では見えなかった穂高連峰から御嶽まで見事に見えている。後ろを見れば富士山もかすみ越しに姿を見せている。ここでしばらく展望を楽しみ蝶ヶ岳へ向かった。ここの下りもガレ場で足を取られやすい。いくつかのピークを越え、2,664mの頂でもたっぷり休み展望を楽しむ。

 蝶ヶ岳山荘にひとまず荷物を置いて、蝶ヶ岳のピークに立った。相変わらず槍・穂高連峰が雄大な姿を見せていた。ここから大滝山へオプションで行く計画も有ったが、時間的に厳しく中止になった。小屋に帰って談話室で反省会。

 4日目、いよいよ最終日だ。もう下る一方で、気が緩みやすいので気合を入れて出発。途中「ゴジラのような木」が有り癒された。締めは安曇野温泉に浸かり、ビールで無事終えたことを祝し乾杯。松本駅でMRCのメンバーとお別れした。

                                                                                (文と写真 澤田眞次)

                     

明日からの成功を祈念して
ここが登山口です

準備体操をして いよいよ出発

始めはなだらかな登りです 沢伝いに登る

時々は梯子も 沢を行く

胸突き八丁の登り きつい登りだが…

常念岳の頂上が見えた 小屋が目の前に

テラスにて乾杯 朝の槍ヶ岳


出発前に

いざ常念岳へ 常念岳頂上まで後一息

常念岳頂上にて

槍・穂高の景色を楽しむ 山頂の祠の前で

常念岳を後に お花畑を行く

蝶ヶ岳への登りにて
蝶ヶ岳へ

蝶槍へ

2,664mのピークで穂高を望む

蝶ヶ岳にて

蝶ヶ岳にて 談話室で反省会

コマクサが数株あった 花(トリカブト)で和む

10日の朝日 朝の槍・穂高

♪♪穂高よさらば♪♪ いよいよ下りだ

樹林帯まで降りてきた ゴジラか・・・

やっと登山口まで降りてきました

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