松下電器山岳会(MRC)との交流登山(第10回) (2005年5月7日〜9日) |
@5月7日(土) 大日ヶ岳(829.8m) ・釈迦ヶ岳(844.2m) 福岡県田川郡添田町 A5月8日(日) 英彦山(1199m) 福岡県田川郡添田町 B5月9日(月) 福智山(900.6m) 福岡県北九州市小倉南区 |
あいにくの曇り空で遠くの景色は見えなかったが、大日ヶ岳は斫石峠から第一ピークまで、急な痩せた岩尾根が続き、2〜3ヵ所の岩塊(ロープや梯子あり・1ヵ所は澤田氏設置)を越えたりで、山伏修験者の峰入り道として変化に富んでいるが、立ち木、木の根を手がかりに登る。稜線にはシャクナゲが満開で、苦労して登ってきた身をほっとさせてくれる。斫石峠の鞍部へ戻り、釈迦ヶ岳への急登を行くが、ここもまた岩角、立ち木、木の根などのお世話になる。山頂には山ツツジが間もなくの開花を待っていた。岳滅鬼山への縦走路を少し下りたところに、斫石峠登山口への道標があり右へ入り、杉林の比較的楽なコースを下る。 8日(日)英彦山登山(コースタイム) 英彦山一周の外周コースを歩く。奉幣殿は先年の台風で大きな被害があり修復工事がされていて、仮本殿に参拝。玉屋神社から鬼杉を経て、材木石へと登りかかったが、岩や石の崩落、樹木が倒れ、枝などが山積みして登路が閉鎖されている。やむなく大南神社への道を登り(ここは初めて)材木石〜南岳へ出て昼食。少し下って英彦山上宮が祀られている中岳へ。上宮も台風で板壁も傷み土台も崩れかけ、修復資材が運び込まれつつあった。山頂の工事は大変だろう。山頂広場から岩場・岩塊を慎重に下り北岳へ回り、木道や石段とガレ場の続く荒れた急な道をグングンと下り望雲台入口下へ。先に登っていた女性2人が鎖場を下れず難儀していたとかで、こちらも人数が多いので皆登る時間もなく説明のみにしたが、大阪組男性4〜5人が登っていき「最上部に金属柵はあるが足場も狭く、その先は何もない断崖絶壁!、凄いとこデンな!。眼前には円錐形の山が見えた(鷹ノ巣山:1ノ鷹巣〜3ノ鷹巣です)と喜んでくれた。(望雲台は三大修験場の一つ、大峰山の”西の覗き”に匹敵する絶壁?かも) 9日(月)福智山登山(コースタイム) 鱒淵ダムからの初めてのコースを歩いた。ダム入口に車を停め、赤い吊り橋を渡って登山口へ舗装道路を歩く。登山口の広場から七重の滝コースに入り15分で一の滝、その後、次々に現れる滝を見ながら鎖に掴まり、岩を乗り越え七つ目の大滝に着く。なかなか見ごたえのする滝の連続に感嘆、まさに”七重の滝”だ。(中国地区の寂地峡の滝もよいが)
|
参加者 松下電器山岳会(MRC) : 澤田眞(A斑リーダー)、東脇、井上隆、金長、片井、近藤、田中治、本郷、毛利、寺本、 (32名) 米田、蔵敷、栗山、平井、植村、大谷、小林絹、黒田、 吉田好、吉田芳、加茂、大木、木村、澤田律 (MRC24名、18名@AB、6名@A) 松九会登山クラブ : 藤井(B斑リーダー)@AB、飯盛A、中尾A、松下A、佐藤@AB、原田@AB、 西川光AB、西川洋B (澤田眞@AB、澤田律@AB)
@大日ヶ岳〜釈迦ヶ岳 A英彦山登山
B福智山登山 |
5月7日 (曇りのち晴)
斫石トンネル近くの釈迦ヶ岳登山口で松下電器山岳会の人達と合流
・準備体操後出発 |
|
・第1峰まで厳しい登りが続く |
|
・稜線に出ると、シャクナゲが満開で慰めてくれる |
|
・大日ヶ岳山頂で記念撮影 12:18
斫石峠には13:38に戻り釈迦ヶ岳を目指す |
|
・釈迦ヶ岳山頂で記念撮影 |
|
・釈迦ヶ岳登山口着 15:22 |
|
バスで深倉峡へ ・深倉園地着
|
|
しゃくなげ荘着 16:58
・温泉に浸かってビール、焼酎、スライド映写 |
|
5月8日(晴) 松九会より更に4名参加 ・別所駐車場で準備体操後出発 8:22 |
|
・奉幣殿までの長い石段を登る |
|
奉幣殿着 8:42 奉幣殿が修理のため仮本殿へお参りし、安全祈願 ・奉幣殿横で記念撮影 |
|
・玉屋神社着 9:55 珍しい岩屋の中の神社 |
|
・鬼杉着 11:10 ロープ頼りにたどり着く、樹齢1,200年の大杉 |
|
南岳・最高峰着 12:41 鎖場などで時間がかかり遅めの昼食をとる。 ・中岳着 北岳着 高住神社(豊前坊)着 豊前坊駐場発 |
|
・直方いこいの村着 17:15 今日帰る6名とお別れ (宿泊) |
|
5月9日(曇りのち晴) ・鱒渕ダム発 8:32 堰堤とつり橋を渡って登山口へ |
|
七重の滝登山口は8:55通過 ・大小の滝を左右に見ながら、鎖を頼りに登る |
|
・七重の滝の大滝着 9:52 新緑に映える見事な滝をバックに記念撮影 |
|
10:50頃、豊前越を通過 最後に急な登りがあり稜線に出る。ここからしばらくは楽な道が続く、小屋横の「たぬき水」がうまかった ・もうすぐ山頂、笹原が続く |
|
福智山山頂着 12:02 うす曇で暑くなく助かるが遠くの景色が見えなくて残念 |
|
ホッテ谷分岐着は13:51 登りと違い花を眺め、鶯のさえずりを聞きながら快適な下り ・鱒渕ダム着 14:18 このあたりからは福智山頂上が見えないのが残念 |
|
・松下電器山岳会の人達とのお別れ 15:10 |
|