参 加 者 : 澤田S、 藤井、 信岡、 平原、 西、 澤田R゜、 林゜
大M、 野田、 松尾、 友清゜、 石内゜、 榊゜、 一山゜、 山之内
一週間前は、随分冷え込み「滝はすっかり凍っている」との情報だったが、数日前から気温が上がったので、氷瀑が見られるかどうか、気になりながらの出発になった。奉幣殿まではスロープカーを使って登った。何年か前に来た時は、ここからアイゼンを使ったが、今回はまったく雪はない、滝が心配になってきた。先ずは神頼みで参拝を終え、記念写真を撮って出発。
登山道は正面登山口ではなく、山を巻くようにして右の道に入る。よく整備された道を小一時間で滝入口に着いた。ここからは整備状態が悪いので覚悟して登りに入る。間もなく表示のテープを見失い、滝への道が分らなくなった。手分けして踏み跡を探しながら、滝への道を探し当てる。上部になるとガラ場の急な登りになる、幸い石にアイゼンによる傷が付いているのが目印になり、道がハッキリしてきた。喘ぎながら登り、はっと頭を上げると頭上に滝が見えた。残念、「凍っていない」。思ったより落差が有って、全体が凍った時の迫力を感じさせた。
下の方には氷が付いているが、上部には着いてなくて、時々溶けた氷が、落ちてくるので近づくのは危険なようだ。足場の悪い所だが記念写真を撮って早々に下ることにした。
途中少し開けた安全な所で昼食とした。下りは道探しの必要もなく、快適に下ることが出来た。奉幣殿まで下りてくると、登れなかった、F氏が迎えてくれていた。決してやさしいコースではなく、氷瀑も見られなかったが、快晴の元で安全に登れたことが何よりだった。
【文:澤田眞次・ 写真・・S:澤田眞次、H:平原悦男】
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