ヤマボウシとサイハイランを訪ねて
参 加 者 : 澤田S、 内田、澤田R、林、石内、友清、大濱、榊
当初の計画では犬井谷登山口からのコースを考えていて、分かりにくくなっていた。
登山口をやっと探して下見も終えていたが。8日前になって当日は自動車レースが行われるこることが分った。急遽計画を変更して坂本峠からのコースにし、下見もやり直した。
当日は坂本峠に車を停め、いきなりの階段登りになる、間もなく自然林のコースになり、日差しが避けられて快適だ。この登山道は何回も林道と交わっているので、出口と入口を覚えておかないと下山時に間違えやすい。途中エゴノキの花、ウツギの白い花がみられ、足元にはナルコユリなども見られた。何回目かの林道を過ぎると、いよいよ蛤水道の流れと出会う。流れに沿って建設時の逸話を思いながら登って行くと間もなく水道を渡り蛤岳への登り口に出た。ここから登って帰りに水功碑とサイハイランを見に行くことも考えたが、登る前に見に行くことにして、しばらく水道沿いを歩く。10分程で水功碑に着いて更に上流に入ってサイハイランを見つけた。何とか1本だけきれいなのが見られ、後の数本はもう盛りを過ぎていた。
少しバックすると蛤岳へ直登する道が有る。あまり通る人がいない道だが、下見の時、間違って通った道でハッキリしているので、バックするロスを除いて直登することにした。何回かの小さな渡渉を繰り返し最後に流れから離れ登りに入ると、頂上直下の広い登山道に出た。間もなく平坦地になったと思ったら目の前に三角点が有った。
頂上で食事をし、蛤岩から展望を楽しんだが、周りの木が邪魔して昔のような景色が見えなかった。が、岩の横に2本のヤマボウシが咲いていて、1本の花弁は先端が少し赤みを帯びていた。他にもヤマボウシが有ったが、残っている花は少なかった。ヤマツツジが何輪か残っていた。
下りは縦走路の歩きやすい道を下って蛤水道に出た。ここからは登った道を引き返し無事下山できた。
【文、写真:澤田眞次】
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