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白馬岩岳スキー <長野>   2011年1月26日(水)〜29日(土)3泊4日


<メンバー> 
  松 九 会 登山クラブ:藤井哲夫、
信岡雄蔵、元木正彦、(河村吉矩)
          

  福岡まいづる山岳会:
井上孝

 ●26日(水):例年賑わう女性の参加がなく寂しい?スキーツアーとなった。航空機は福岡から石川県の小松空港へ。迎えのバスでおよそ4時間、金沢〜富山〜糸魚川を経てスキー街道(白馬コルチナ〜白馬乗鞍〜栂池)の名だたるスキー場を右にして、岩岳スキー場手前の小さな無人のバスターミナルに着く。宿舎からの迎えはなくスキーを肩に、キャリーバッグをゴロゴロ引いて十数分の雪道を歩き宿へ。
  宿の近くに登行リフト(無料)があり、14:30〜午後の時間を足慣らしにとスキー場へ上がる。早速ゴンドラに乗って山頂へ。初めてのスキー場でコースやゲレンデの確認をする。
 
 ●27日(木):いろんなコースを試そうと入りこんだ所は「超上級」の標識!歩いて戻ることも出来ず、最大35度の急斜面を停まったり、とまったりで何とか降りる。一般的なコースは幅も広く傾斜も適度で滑りやすい。若いスキーヤーもボーダーも多く、さすが長野のスキー場。首都圏からのアクセスも良いので人気があるのかも。

  夜、100円割引、送迎バス付きの温泉へ。運転手は宮崎県出身の親切な人だった。

 ●28日(金):白馬八方尾根も近いので、シャトルバス(無料)に乗って出かける。白馬バスターミナルで乗り換えると、スキー客はたくさんの外国人!。シャトルバスで八方尾根スキー場へ向かうが、途中町のなかで「旅館みちうえ」の看板と、玄関に「山崎一郎」の表札の前を通った。“ワー、以前白馬スキーや白馬登山で何度もお世話になったが、あの気っ風のいいおばちゃんと、おじちゃんは元気なんだろうな?”と懐かしく思い出す。

  今日は風が強く、ゴンドラも運転休止。リフトで兎平まで上がり滑っていると、ゴンドラが動き出したので降って乗り込む。だが兎平からの上のリフトは強い風で運転していなく、見上げれば誰も滑っていない黒菱平ゲレンデ方面は、こんもりと美しく柔らかそうな雪を被っている。昼食を済ました頃運行が始まり“よっしゃあ…”と乗り込むが、冷たい強い風が容赦なく顔面に吹きつける!リフトの上で隣の人も“これは厳しい”と悲鳴をあげている。

  今まで誰も滑れなかった斜面に、一気に沢山のスキーヤーが滑り、美しい雪の肌にシュプールを刻み込んで行く。風は衰えず黒菱平や八方池山荘方面へは残念ながら上がれなかった。

 ●29日(土):天候悪く雪、山も見えない、スキーを諦め帰り支度、10:00 チェックアウトと温泉の開館を待ってタクシーで温泉へ移動。ほかに客もなく時間もありゆっくり体を暖める。露天には雪が積もり寒そうだが3人ほど身を沈める。信濃のソバを昼食にして、温泉にお願いしてバスターミナルまで送ってもらう。糸魚川〜富山と雪も風も強く、バスもあおられながら小松空港へ。空港では到着便が遅れ1時間ほどの待機で、10時頃福岡空港到着。

  翌日北陸地方は豪雪となり、交通マヒ!…危うく帰れなくなるところだった。    (藤井哲夫 記)

【写真撮影:藤井哲夫】

左から信岡、河村、元木、井上の皆さん

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